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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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My Hand, My Heart公式サイト

Russellのアルバムの公式サイトです。(あまりにも今更ですけど。)
綺麗でおしゃれな感じ。一度行ってみるといいかも知れません。
いいかもしれませんが、わたしはいろいろ腹が立った。
RussellがAlanを好きすぎてげんなりする。


iTunesさんに行ってきました。
視聴をしてきたのですよ。
まず行った何よりの理由、How Did We Get From Saying I Love You.
ふざけんななんでお前が歌うんだという感じで聴いたのですが。
うん……まぁ、少し軽くなりましたね。
ライナーノーツでAlanが言っていることをあまり読んでないけれど
今のほうが当時よりしっくりくるという話だよね?
40越えたからいろんな別れもあったでしょう、
それを今だからわかる重さで歌ってもらえて、それがよかったということでしょう。
聴き間違えでなければ、タイトルの部分だけ、Alanがかぶせています。
それで表題作はあまり記憶に残ってないのだけれど、
Mr. Harrisが強烈でした。
賛美歌かなにかかと思った。


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ScottyのDrive、購入しました。
ついに……あぁあわたしのばかめ…………!!
米国版が6.99ドルだから、82円! と思って買ったけど
現実はちっとも甘くなかった。当たり前だ。
でも大満足です。素敵。良いよこれは買いです。
明るく伸びやかな、軽くてやさしい曲調。
Hideにやられた。何度もやられる。
実際この人歌うの上手いよね。ピアノも上手。
11月5、6日。GBSのライブの前座。
楽しみにしてるよ。動画探すからね、Scotty。

Driveは日本語iTunesにもコメントあったんですよ。
嬉しくってわたしも参戦してきました。映画の告知をこめて。
でも本当にいい曲ばかりだったので、それを共有したい。

トラック7、(I Don't Wanna)Let You Go。
見た瞬間にやっとしましたとも。
SUtSのトラック14がI Don't Wanna Go Homeで、
ライナーノーツにScottyへの言及があるんだもの。
ちなみに面白いことにこのアルバムのブックレットにもDoyle、とあります。
これがAlanのことかどうかは気持ち謎だけど、
Tree、という人にも言及されていたからきっとAlanのこと。
TreeはKevinのことなのです。Mystery, Alaskaのときの役名。
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この一文、なんだと思います?
ロビン・フッドの映画のチラシから抜粋です。

チラシはB4両面印刷。普通の倍。
なにをそんなに書いているのかというと、粗筋、なんですね。
なんて親切なんだ日本人。だれでも映画についていけるようになってるなんて。
つまりね、映画で追わなきゃならないのはストーリーじゃない、ってことなのね。
見てほしいのは、「スペクタクル」であり「キャラクター」であり「演技」なのです。

このチラシからもう少し借用させていただくと、
「映画本来の熱い興奮とエンタテイメントを堪能させてくれる
 本格派スペクタクル超大作」 なのだそうです。
……へぇ、そうなの?
「実はつまらない」という意味も持つ「全米第一位」がないお陰で広告文句に気が利いてる。
「カンヌ国際映画祭 オープニング作品」というCMの始め方も気が利いている。
いっそ「ヨーロッパで大絶賛」とか書けばよかったものを。

なんだか映画の下調べをこんなにしてから映画を観るのは初めてなので、
うきうきなのかどきどきなのか。
予習なしで観るのは本当、しんどいと思うので、
ぜひともチケット売り場でチケットと一緒にチラシを渡していただきたい。
……いいんじゃないです? それくらいしても。
5日に更新されました
OKPでも取り上げられていますが、一ヶ月の禁酒作戦を敢行したんだそうです。
(Toshの話のときに15日経過のようで。ようやく理解できた。)
まあもう40過ぎなのでね、肝臓は大事にしてください。

個人的にはその事実よりも、BTRさんのお話が興味深かったのでリンク。
彼女が初めて彼らに会ったときの話をお読みください。
ブロックごとに話が分かれていて、
最初はまずクリスチャニティの話なので飛ばしましょう。
教徒でないと読んでいてぞっとすると思います。
その次がこの禁酒に関する話なのですが、
当時一度Krisが数ヶ月ほど帯同して、
その後一時離脱(backed away)していたそうです。
「ほんとにかなりの(stubborn)がっかり」が誰にとってなのか存じませんが、
BTRさんがAlanに初めて会ったのはきっと2001年辺りのはずなので、
この時間は日雇いに叩いてもらっていたということかしら。
歴史が長すぎて奥が深いなぁ。
わたしは大文字のKをFTRやレポなど読むときにまずは探す人ですが
こういうこと知らないのはほんとにちょっと痛手。
一体いつまで一緒にいていつからもう一度一緒になったのか。
某お方のレポに、ステージでKrisが紹介されているシーンがあったのだけど
あれは一時離脱の後? 前?


それにしたってあの酒量はないわ。
ほんとにそんなに飲むんだなぁ。
一時Seanが禁酒していた、という話を聞いたけれど
彼らは水を飲むみたいにビール飲むもの。
Alanはどこかのメーカーの水以外飲めないとか言ってた気がする。
どうかしてる。
Bobの本の発売日ですね。
まだ買っていません。
来年買って読みます。

Bobの書き方は中立で好き。
あらゆるものを拾い上げて書き取る。
情感的では決してなくて、すこし皮肉めいた書き口で、最後にきちんとまとまる。
思わず拍手したくなるような、いかにもジャーナルなのです。

ブログの訳最近サボってます。
またいつか再開したい。
『言語・思考・権威』//Amorey Gethin, 村田靖子 訳//未知谷

読み終えて長い時間レビューを放置していました。
「思考は言語に因らない」を突き詰める本です。
言語学に興味のある方はきっと格闘しながら楽しめます。
思考は言語によって表現されるけれど、言語に因って思考が成る、ということは決してない。
ただし言語は思考の枠を作るのではないかとわたしは思うので、
理想的な思考の在り方が言語抜きに成り立つものだとしても、
それが実際成り立つかは別の話だと言わざるを得ないのではないかしら。
などと思いました。
夢は言語のように構成されている、とは誰の言葉でしたっけ。ソシュール?
言葉で世界を見る人には、ものを区切ることでしかそれを読むことができないのではないかしら。
わたしはこの本を日本語で読んだので、日本語でしか内容を話せないのと同じように。
公式サイトが新調されました!!(9月30日)
本国サイトと同じ仕様、ですね!!


相関図! ご覧になりましたか!!
ショックだ、驚く。マウスポインタを右端へ合わせるとMMにたどり着きます。
なにがショックって、まず、
アラン・ア・デイル
読み方、アラナデールを、推奨、します……。
これね、翻訳の痛いところだと思う。
作中でみんなが「アラン」と呼ぶので、
「アラナデール」と音便化させると「??」ってなる人が出るのだと。
それから個人的な点では「ロビンとは10年来の仲」。
アラナデールはアイルランド出身の設定のはずなので、
フランスで育ったロビンと10年来の友人というのは無理があるんじゃ。
RussellのAlanに対する愛が溢れている気がします。げんなり。
ウィルは良いでしょう、ばっちりです。問題なし。
ジョンも、うーん、うん、いいかな?

それでキャスト。
Kevがちょっと早く登場して(!)、その次のページにScottyとAlan。
Grimesって、最後のs、濁るの?
これ納得いかないなぁ、スコット・グライムスだと思ってた。
(音声学的にはsは濁るようですね。
 でも発音上ほとんど清音に聞こえます。)
そしてKevもScottyも、「ミステリー、アラスカ」を丸無視された。
なんという有り得なさ……RussellとKevとScottyの初の共演作を……。
ここを書いてくれると、ファンとしては嬉しさが増すと思うの。どう?
ううん、だがそれより、Alanのページ。
「グレート・ビッグ・シー」の表記には目を瞑りましょう。
だが驚くだろ、「ショーン・マッキャン」ですよ。
あれはどう考えても「マキャン」ならまだ許せる発音だと思う。
「マケァン」ぐらいが一番正しいと思うのだけど、
とにかく「マッキャン」ではない。
どう聞いてもそう聞こえないもの。
さらにタイプミスでしょうが、「ボル・ハレット」
これはひどい。Bobiteとして抗議する。
それでアルバムね、10枚ですから。SUtSが計算されてない。
本国公開が5月で、まだSUtS出てなかったせいだな、悔しいな。
(SUtSはまだゴールド取ってないのかな?)

以降、声優さんなどの情報は、追って楽しみにしております。
あ、吹き替え出るのか? ない気がしてきたよ。
やられた! また100投稿以上の方対象でした!
一体いつ参加できることやら。
しょうがないし自分が悪いわけだが、うーん、冬は勘弁してほしかった。
がっかりだ。
Seanのソロページ
Gone Tomorrowの、アレンジ。
あ、どっちもどっちだ…………。
わたしは初めてこれを聞いたときに「声高っ!!」と思ったので、
今回それを想像したらなんだか、うかつだった。
ghostです。roamingです。さ迷っています。
きっとSean自身が。




某事件について、わたしは知覚しましたがなかったことにしました。
サボりにサボっていたブログ更新について……。

Bob's Journeys
Bobの描写力がべた褒めされているパリ紀行です。
まだ読んでいませんが、とにかくすごいらしいです。
モナリザが人で込み合ってるけどスキップしなよ、というのは読んだ。
さすが編集者。すごいな。本が発売されるの楽しみね。

Tosh's tale
読んだは読んだけどこんがらがる。
Alanがちょっとおかしい、という話だそうです。
この、みんなのコメントすごい……。
誰もが全力でAlan援護だよ。やってらんないよ。

それから今日の目玉ですが、Alan's From the Road
写真提供はKris。
ちょ、上手いな!!! びっくりしたわ!!
最初のAlanの写真もさることながら、オンエアの写真と、その次のAlan。
きれいにAlanの目の色写ってるよー。すごいよー。
(オリーヴ色? BobとSeanが青で、Alanがオリーヴか。)
写真撮りなれてる。撮り方もわかってる。いいなーっ。
そしてこういう、なんだ、質のいいAlanの写真を見ると、
他のみんなも撮ったんだろ? ってなる。
みーたぁーいー!
思わず公式に頼んでしまった。
それで最後の写真ね。
いやいや、4人で写ろうとしてるのを、Bobに詰めてもらって5人。
心臓もたない……可愛すぎる。最後の写真可愛すぎる。
これTOPに使いたいんだけど! 大きさちょうどいいし!
想像が広がりますね、こうね。
はい撮るよー、って手をひらひらさせて注意を引くKris、
→ 通りかかったSiriusのスタッフに撮りますよ、と言われる。
→ あるいはAndyかLouisが代わるよ、と言う。
 → 押すだけで良いので、と言いつつBobに詰めてもらう。
こうだろ、つまりこうなんだろ?
動く気のまるでないAlanから右側の3人が笑える。

こういう写真を撮るときに、いつもちょっと微笑むKrisが好き。
09年12月のFTRの集合写真も、微笑んでたでしょ。
Bobも今回きれいなアルカイックスマイルですね。
この写真の価値は5人が揃って並んでるというところにあると思う。
初めて見た。

あ、Krisのカメラはキヤノンとみた。(Right to Play加盟してるしね。)
Alanが菩薩のまねっこしてるでしょ。
キヤノンという社名は「観音」から来ているそうです。
Cannonほらね。わかるかな?
12月までおさらば、と言っておきながらこの体たらく。

トラックバックをいただくこともあるので放浪してしまうのですよ……。
おぉお恐れ多い、いや本当に。
そしてこのブログは少し、なんでしょう、
純粋な映画の記事にトラックバックを送るには
偏りすぎている感が否めませんので(全くもって!)、
自分からは決してトラックバックを送らないのですが、今回。
ちょっと素敵な記事を見つけたのでリンクを貼りたいと思います。
踊る大香港 さま
なにが素敵かって、この中立さ。
明晰な評価をされているレビューだと思います。
ただ「退屈だったmindnumbering」と書かれるよりも、
その退屈な理由が、そうです、知りたかったので。
あぁ、それはそれは退屈だったでしょうねぇ、と確かに思いました。


このね、寂しさ。わかるかしら。
大体、どうしてRussellとCateの評価で記事が終わってしまうの。
それがまるで映画の全部みたい。
それしか書かない方ばかりなのでそれが真実映画の全部かもしれません。
なにしろよく書かれていてMarkとかOscarだもの。ううん。悔しい。
だからこそTexの独断フィルムレビュー&More さまのレビューが嬉しかった。
わたしの以前の記事でいくつか動画を埋め込んでいるのですが、
的を射てすごく喜ぶScottyの動画、あったでしょう。
ああいう努力が評価されているんだな、と思うとね、嬉しい。
馬に乗る訓練して、弓を撃つ訓練して、朝6時に起きてサイクリングして。
そういう、経験全部でできた映画だと思っています。
他の全ての映画がそうやって努力のなかで作られるのと同じように。
あらゆる場面でね。セットにしても時代考証にしても。
雨みたいに矢が降るシーンで怪我した人もいたそうで。
Kevだってわざわざスコティッシュ訛りを勉強して挑んだでしょう。
(Russだってイングランド訛りを勉強してたので、
 そりゃアイルランド訛りなんてケチつけられたら怒るわよ。
 しかしそこで「イタリア訛り」と言えるユーモアはいいなぁ。)

つまり、これがアクションで売り出されているから間違うんだ。
歴史映画です。間違えてはなりません。
あとは一部コメディとロマンスだと思います。
アクションていうのは、その映画の彩りだと思うの。メインではない。
メインは歴史で、セットで、人との交わりとロビンという「人間」でしょう。


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こちらの評価もとても読んで楽しい。
文章が上手なので読みやすいし、ははぁと思わせられる。
特に最後! ですね。
全く……全く、出世したよKevもScottyも。
Scottyに至ってはERのDr. Morrisから弓の名手だもの。
人命救助人が人を怪我させる名人だもの。
Mystery, AlaskaでのKev・ScottyとRussの間にあった上下関係が、
この映画ではほぼ平等にまで縮まっているのではないかしらね。

観てないのにこんなに記事を書くべきじゃないな。
あとは12月までおあずけ!
インタビュー記事とかが入り次第また書きますけれど。

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Mystery, Alaska、Youtubeで観た。Kevのファンがアップしてくれたやつ。
ほんと、3人ばかり目で追った。
Scottyが愛しくて、Kevが愛しくて、Russellが愛しい。
観ていて本当に、悲しくなるぐらい愛しい。
お父さんに認めてもらえたBirdy(Scotty)とかね、
暴力シーンで子どもの目を隠すTree(Kev)のやさしさとかね、
ここは俺らの池だろう? と仲間を鼓舞するJohn(Russ)とかね。
本当に、ほんとうに愛しい。
父親と抱き合うBirdyはわたしが抱きしめたかった。
(戦ってぼろぼろに負けてなんになる? と言った父親に、
 戦わないことに尊厳があるのか! と言った彼が好きだ。)
Treeが柵を飛び越えて駆けつけるところなんか抱きつきたかった。
試合後に小さくガッツポーズをした、John(Russ)が可愛かった、なぁ。
この映画の3人が本当に仲よさそうで楽しそうでそれぞれ可愛くって、
だから3人がまた共演できてよかった。本当によかった。よかった。
Robin Hoodでまた仲良くしてたら泣き出しちゃいそうだ。
早く観たい。はやくみたいよ。なんで12月まで待つんだろう。
『熊』//William Faulkner, 加島祥造 訳//岩波文庫323-3

表題作ほか「むかしの人々」「熊狩」「朝の追跡」を収録。
ユーモラスな「熊狩」、「熊」を新たな形で書き起こすような「朝の追跡」。
申し訳ないけれど「むかしの人々」は少し読みづらかったなぁ。
しかしなんと言っても「熊」ですよ。
重厚感のある構成で自然に分け入り同化を試みる少年と、森を蝕み人を狂わす時代。
機械・文明社会は一貫してイニシエーションでは嫌われものですね。米文学の。
そしていつも手始めに死がある気がします。
死を知ることで生きていると知り、そこから生き始めるというのは本当かしら。
人間として生き始めることは一体いつから始まるのかしら。

こういうイニシエーション小説については
米国人でもなければ男の子だったこともないのでいささか同調しかねる部分が大きいのですが、
ひとつのものを必死になって追いかける形と
なにかまだ見えないものを捕まえようとひた走る形とに分かれていて、
そのどちらもが脈々と受け継がれる文学形態なのかなぁと思います。
前者は『白鯨』『熊』『老人と海』
後者は『海底2万海里』『ハック・フィン』『ライ麦』
バランスよく分かれているとはとても言い難いけれども。
『ライ麦畑でつかまえて』//J. D. Salinger, 野崎孝 訳//白水Uブックス

少年が大人のインチキさに耐えきれずに神経衰弱になる話。
今話題の焼け野原願望と少し似ているかもしれません。作中ちょっとそういう表現が出ますが、
初版が51年だとしたらこの時代に早くもその願望を描きとっただなんてちょっと信じがたい。
わたしはこの本で初めてnaiveの意味を知った気がします。
女の子の繊細さは決してnaiveとは言わないのだなぁと。
主人公のホールデンみたいな人のための形容詞なのです。
あ、『人間失格』の主人公でもいいかもしれません。なんとなく似ていませんか?
そしてこれを読んでいて思ったのはLong Lifeなのです。
とんまな類推をすることは大得意なのでこのまま話を進めますが、
snow turn back to rain、I will not disappaer、暗闇のなか部屋へ入って明かりを点ける。
この歌詞がどうにも作中にちらついた。
誰か同じこと思ってないかしら。

ライ麦畑で走り回る子供たちが崖から落ちないように捕まえてやる人になりたい、
と妹のフィービーに言うシーンはとても有名だけれど
ダイジェストなんかを読んでこの言葉を知っても意味がまるでない。
アヒルの話とジェーンの話と彼の父親の話が要る。
父親は会社の顧問弁護士だけれど、彼がほんとに弁護される側のために弁護士をしているのか
ただ名誉と勝利が欲しくてしているのか少年には釈然としなくて、後者は彼にとって許せない。
イスカリオテのユダは天国へ行ったと言い張れる少年にはそれは許せない。
自分を知っている人のいない所へ行ってガソリンを入れる仕事をしようと思う少年にはできない。

堕落した小説だと聞いていたのですがちっとも堕落してないうえに真実純真で気圧された。
自分は家に帰れないのにアヒルの心配をする少年。
嘘を重ねることで自分を存在させようとする少年。(ここが少し『ハック・フィン』とかぶる。)
(いくぶん俗っぽい)修道女に自分の俗っぽい部分を申し訳なく思う少年。
社交辞令すべてをインチキだと嫌う、真実を愛する少年。
こんな16歳って存在するの?


あれっ
もしかしなくてもわたし、読み方間違えてます?
かみなりすなわちこえをおさむ

七十二候を書くのはほんとうに久々ですね。
ひとつきばかりサボっていましたっけか。あまりに気候と暦が合わなくて。
秋分です。
もう秋なのですね。
お彼岸の団子は召し上がりましたか?
丸いものならいい、というなあなあ加減に便乗して、五色豆を仏さまにあげました。
お茶の先生にいただいた、十六五というところのお豆。
甘すぎない、固い甘さが楽しかったです。

台風の関係で今まさに雨と雷です。
冬を待つ前に、夏のエネルギーの残りを絞り出している感じ。
本国で21日、(つまり今日)発売です!
このカテゴリとも12月までおさらばですね。

試写会に行かれた方々のお話を読むのがとても楽しい。
米加のレビューが手ひどいものばかりだったので、
日本の方の絶賛具合に度肝を抜かれます。
わたしも歴史ものは好きなので期待してはいるのですが、
あまりストーリーを追うことには興味がないと言いましょうか。
Russellは演技派で通っているそうなので、
どちらかといえばそういう細かさを重視したい。
あとは仲間との掛け合い。ほんとうはそれが一番楽しみ。
米加のレビューは、作品それ自体よりもMM3人への評価が高かったので。
まぁそこは文化の違いでしょう、笑いのツボというか面白さの力点というか。
日本ではああいうのはどういう風に取られるのでしょうか……。

OKPにKevinとAlanのインタビューがありましたので拾ってきました。
Q&A
オーディションの話と訓練のときの話。
待合室行ったらテーブルに居るひとたちの顔ぶれったらないという話。
ギター持って行って台本読んでいたことだけ覚えている、とのこと。
それから訓練がキツくて、KevinもAlanも甘く見ていたと言っている。
個人的に気に入ったラインが、
Alan: There's a 6 in the morning?
「6時なんて朝にあったっけ?」これがすごくAlanっぽい!
6時っていうのは開場の時間ですよ、ねぇ(笑)
全体的に、読んでいて楽しいインタビューです。
最後! オープンエンディングには続編の噂がありますが? という質問に、
やってもいいよと答えるKevinとAlan。
特にAlan、ぜひチャレンジしてほしい、って。
この野郎、と思ったのは内緒だ。

それから
'Robin Hood' co-stars Kevin Durand and Alan Doyle still acting like merry men
Kevin: I just stopped brushing.
シャワーがね、とある撮影中使えなかったそうなんです。MMだけ。
野趣を出したかったのかもしれません。なんというリアリティの追求。
道理でむさくるしいような映画だと思ったんだ。
ティーンが観て楽しい映画じゃなさそうだもの。
おっさん好きが観ると楽しいかもしれません。熊がいっぱいいますから。
(しかもまた全体的に割合方向性が異なる方々ですからね。)

しかしなぜ全体の年齢構成を中年にしたのか、と言えば
中間管理職者に観てほしいからなのかもしれない、と思います。
その年齢として共感しやすいアラフォーを適度に配置したと。
偉大なる先代とそのばかな跡継ぎ。そういうことでしょう。
(獅子心王と失地王の年齢差が親子ほどに見えるのはそのせいでしょう。)

それからこれもOKPにあったのでお借りしました。
Youtube動画3つ。


About the Maiking RH
絵コンテ描いてるシーンがちらっとあって、それはいいなぁと思う。


Discuss about the Realism
smelly、から始まり……なにについて話しているのかさっぱりわかりません。


Talking About Music
Kevinが「彼、ずっと弾いてるんだよ」と笑う。
リュートの音って軽くていいですね。
KevがNo tightsの話をしているときAlanが弾いているのがRoad To Ruin!(笑)
これアコーディオンの主導もいいけれどリュートもいいですねぇ。

映画より2人ともこぎれいに見えて笑える。
Alan最近また髭伸ばし始めたのかなぁと思っていたけど、
このインタビューは剃っていたので安心しました。
無い方がいいよ。ねえ?
全体的にKevinが可愛い。
総合的に何を言っているかほとんどわかりませんでした。
Alanはニューフィ訛りが強すぎるし、Kevは喋り方が不明瞭すぎる。
歌うときと同じぐらいの話し方をしてくれたらいいのに。


Merry Men stole the screen.
もうね。これのために楽しみでしょうがないの。


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追記分、思わず(なぜか)泣けたKevのインタビューを畳みます。
Pittsburgh Gazzet.com
//元田脩一//開文社

Faulknerの"The Bear"、最後のブーンがちっともわからなくて大慌てで読みました。納得!
「熊」は岩波文庫の『熊』から。一冊読めたらそちらも感想書きます。

『熊』『ハック・フィン』『老人と海』を「老いたるアダム」と「若きアダム」の点から検証した本。
前者は後者の「精神的な父」であり自然が「精神的な母」で、
これらふたつが存在してアメリカのイニシエーションが完成する。
すごく乱暴に大雑把に言うとそういうことだそうです。
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