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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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かみなりすなわちこえをおさむ

七十二候を書くのはほんとうに久々ですね。
ひとつきばかりサボっていましたっけか。あまりに気候と暦が合わなくて。
秋分です。
もう秋なのですね。
お彼岸の団子は召し上がりましたか?
丸いものならいい、というなあなあ加減に便乗して、五色豆を仏さまにあげました。
お茶の先生にいただいた、十六五というところのお豆。
甘すぎない、固い甘さが楽しかったです。

台風の関係で今まさに雨と雷です。
冬を待つ前に、夏のエネルギーの残りを絞り出している感じ。
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てんちはじめてさむし

ようやく暑さが鎮まること、と意味欄にありましたが
よっぽど日本は高温多湿に見舞われているのだとその言葉に知ります。

暦の上で暑さが治まったとしても大地の上ではまだまだですね。
冷蔵庫みたいなお店から一歩出るとぬるい風が逆に気持ちよく感じます。
もうセミの声を聞かない。
向日葵は頭をじっと下げたまま。
秋が風になってやってきます。

わたしは子供の頃だらだらと宿題を片付ける子でした。
計画的に最初に終わらせて残り遊ぶぞ! と考えていたはずなのだけど、
これがなかなか意思の弱さに続けられなくて。
休み明けのテストはだけどいい点数でした。まだ宿題の内容覚えていたから。
そういう要領のいい子だったのです。
わたのはなしべひらく

……昨日でした。
そして残念ながら綿の実物を見たことがないのでコメントできません。
ただ、緑色の萼が開くと溢れるみたいに白い綿が詰まっていたような気がします。
その状態では結構な固さなのだったかと存じます。
ひとつの花からほんの少ししか採れない。
それをほぐして縒って、綿の糸にする。

綿製品というと大英帝国を彷彿とさせます。
インドであり本国の産業革命であり、合衆国南部のプランテーション。
綿は水分をよく吸収しますが、血を吸って育つからではないかとふと思う。
ふかききりまとう

蒙、は暗いの意。
明け方に濃い霧が出てくるといった感じでしょうか。
残念ながら霧という現象を実感したことがないのです。
ただ、光の多い絵画を見ると、霧を通しているような気になります。

本日、松井守男氏の展覧会に行って参りました。
彼の絵が、とても「蒙霧」を纏っている感じだった。
後ほどまた別記事として記載しますが、
白をざあっとまぶしていく。画面のなかにノイズをみせる。
眼鏡を忘れていってしまったのですが、
薄い靄の切れ間から光を覗くようなものでした。
ひぐらしなく

ひぐらしは、少し人工的な鳴き声をしている気がします。
かたかたかたかた、と聞こえる。歯車が動くみたいな。
蝉は割合鳴き方で呼ばれることが多い気がします。
ミンミンゼミ、ジージー、カナカナ。
日本が蝉と密接に暮らしているからだと思います。
江國香織さんの『すいかの匂い』収録作品に、
女の子にとある男の子がクマゼミの鳴き声を教えてあげる話がありますよね。
(純粋にはそういう話なのですが、夏のけだるい感じと独特の筆致、
 それから状況的には、ぞっとする作品として仕上がっています。)
やまだたろう。
すずきじんたといいやまだたろうといい、江國さんの命名はど真ん中過ぎて怯む。

ひぐらしと言えば有名なゲームがありますね。漫画? アニメ?
エグくてグロくて怖いのですが、解編を読むと、なんでしょう、すとんと
理解する。

先週ぐらいから鳴き始めました。ひぐらし。
その声をビルの林立した街中で聞いたから、人工的に聞こえたのかもしれません。
聞いたのは今週頭。
もうすぐ鳴き嗄らしてその命を全うする頃でしょう。
コンクリートの上で。
土にも帰れずに。
すずかぜいたる

立秋です。ちっとも風など吹いていません。
吹いているといえば建物のなかで冷房がびゅうびゅうしていますね。
寒いので勘弁してほしい。
というか冷房に体が疲れる。
ここ数日、お陰でだるい。
夏は扇風機がちょうどいいと思います。克服しようとすれば不自然になるだけだ。
それで吹く風は、流れるくらいがちょうどいい。
たいうときどきふる

雨が時として降る、という。
夕立や入道雲を連想すれば簡単にそれはわかりますね。
最近は入道雲なんてちっとも見かけませんね。
積もりつもって空の端を押しつぶす、迫るみたいな雲のかたまり。
青い空にあの、真っ白でまるで無垢な雲を見ると幸せになります。
同時にとても悲しくなります。

わたしは明らかに冬派なので夏の良さは残念ながら実感できません。
ひたすら重くて息苦しいイメージです。
体が圧迫されて呼吸もままならない、不自由でけれど鮮明な景色。
視覚と聴覚が妙に発達する時期だなぁと思います。
よくね、小学生の頃、家の前に空き地があって。
雑草が伸び放題になるから、夏の朝、8時ぐらいから刈る音がするの。
その緑の濃い匂いと、うるさいような機械の動く騒音。
懐かしくていとおしい。
とても重たくて、わたしの肌はそれを吸い込んだ。
未だに覚えているぐらい、わたしの体には近しい経験です。
今は家が建っていて、子どもがはしゃぎまわる声がして、
それが少しだけ寂しい。
わたしがもう子どもではないということと、埋められてしまった草に。

週末は立秋ですね、暑中お見舞い申し上げます。
つちうるおうてむしあつし

溽暑、じょくしょ。蒸暑いこと。変換出なかった……。
死語なんですねぇと思うとちょっと悲しい気がします。
日本の気候を表す言葉がもう使われないだなんて。
豊かな表現だと思いますけれど。
そもそもこのね、「土潤う」が表現として理解しがたい。
アスファルトが潤うことなんて雨の後だけだもの。
水を蒸発させるべくじっとりとぬるくなる土なんて、
果たして今の子は想像できるのかしら。
冷えた風に撫でられて震える土の感触。

今日は昨日一昨日に比べて風もあるし穏やかだと思います。
明日は雨。久しぶりですね。
そして7月が終わる。
きりはじめてはなをむすぶ

桐は加工用の樹木として評価が高いですよね。
特にたんすでは一級品のイメージがあります。
筒状の淡い紫色の花が初夏に綻ぶ、馴染みぶかい神聖な木材。
内閣総理大臣の章も桐の柄なのだそうです。
そしてやはり桐壺更衣。源氏のお母様。
その器量のよさと心根の真っ直ぐさ。美しい。

わたしの名も木の名前で、それも木材関係なので今日はちょっと楽しかった。
たかすなわちわざをならう

幼い鷹が飛び方を習い始める、ということ。
鷹についてなにか語れるか考えてみたけど、わたし猛禽類苦手でして、
あの鋭い狩人の目と嘴、不遜なほど発達した両翼が怖いのです。
いやまぁカッコいいんですけれど。
ぐっと太い首、風を切る速さ、翼の広さ、力強い羽ばたき。カッコいい。
でも怖い。目をえぐられそう。
鳥で好きなのはカラス。濡れ羽色! かっこいい!
あとカモメですね、海! ヘミングウェイ!

あ、藤沢周平の短編に鷹狩りの世話をする男の話がありましたよね。
『竹光始末』か『霜の朝』のどちらかに収録されていたと思いますけれど。
あの、這いつくばった地面の感触、土の匂い、緑の濃さ、静けさ、音、世界。
全部がわかるような筆致。大好き。
はすはじめてひらく

蓮の花は仏教を思い起こさせます。
あるいはモネの睡蓮。
きらびやかとか愛らしさのようなものはまるで感じなくて、
蓮はただ静かなんですよね。
ただ水に浮かぶ、ただ静かな花。

政権が大騒動で静かに花開くなんて場合じゃないのでしょうが、
わたしは時々日本の政治家は誰のために政治してるんだろうと思う。よ。
多分皇居が日本だという考えが遺伝的に残っていて、
政治家に日本を動かすのは自分だ、という意識が低いせいもあると思う。
だがそれは言い訳にならんのだ。
ねじれ再び、とか言われてますけれど、
ねじれるために衆参あるんじゃなかろうか。
何のための誰のための政治か。
ようく考えて仕事していただきたい。
あつかぜいたる

一日遅れました、7月7日、七夕の候でしたすみません……。
七夕と言えば、今年は久しぶりに短冊を書きました。
3月にカリフォルニアに行けるように。
お願い事は芸事と恋愛しかしちゃいけないんですよね?
わたしとGBSはSea of No Caresなので、これは問題ないと思います。
(わたしがIで、彼らがsheなのです。)
だから余計にLivingroom ver.が許せない。
あの速度には過去の匂いがする。
取り戻せない昔を思い起こす色がある。

織姫も牽牛もこれに当てはまると思うのですね。
織姫がI、牽牛がsheです。
身の回りの人に狂ってると心配されるぐらい牽牛が好きで、
でも相手が好きで幸せで幸せで、だからなにも手につかない。
一晩、一年待ちわびた日をようやく迎えて、朝帰る。
みんなそこにいて、でも、帰ってくるまで彼らのことなんて忘れてた。
そういうことだよ。

熱風がまるで関係ない感じになってしまってすみません。
はんげしょうず

カラスビシャク。
むかごを実らせて、根を半夏といい、漢方になるそうです。悪阻に効く。

こまったななに書けばいいのだ。
花は観賞用、草は薬用、という感じですよね、七十二候では。
実利を暦に持ち込む、と考えるよりは、漢方薬って生活密着型なんだなぁという感慨。
生きる知恵であり資源なんでしょうねぇ。

最近晴れてばかりでつまらないので、雨でも降って草が伸びればいいのに。
あやめはなさく
一日遅れましたすみません……。

あやめ、かきつばた、はなしょうぶ。
(ハナショウブとショウブはまるで別物なんだそうです。)
1期ごと遅れて5月中旬から咲き始めるということ。
葉で見分けるのが一番わかりやすいのでしょうか。
前から順に主脈について、
不明瞭、細少、太い、となっているとのこと。
あやめの花は、花弁が網目状に入り組んでいて、鮮やかな紫を誇る。
わたしはこの手の花を見たときに今までかつて
これはあやめだかきつばただ、なんて思わなかったもので、
特に本日書くことがないわけでして。
きっと来年には、なにか書けるかと思います。
知っているというのはそういうこと。
世界を細かくみれるということ。
なつかれぐさかる

夏至です。
英語でなんていうんだろ、と調べてみたら、the summer solstice。
このsolsticeという単語は実に「至」と同じ意味を持っているんですね、
「太陽が一番高い、あるいは低い場所」。
今日を境に冬へ向かう準備が始まります。
バルドルの命日。

乃東、とは夏枯草(かごそう)ともいい、ウツボグサのことだそうです。
茎の四角い、赤紫の穂を散らして花咲く。
漢方薬の一種になるそうで、七十二候に名前が載るのはそのためでしょう。
「四角い茎」からホトケノザをちょっと連想したのだけど、違うらしい。
梅雨真っ盛りですが、夏至も感じたいところです。
早起きはできなかったので、夕方に空でも見ようかしら。
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HN:あず/relieur
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性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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