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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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うめのみきばむ

美しいものは全てフランスのもの、という言葉が英語にはあります。
ニュアンスが違うかも知れませんが、意味的にはそんな言葉。
英国で庭園を造るときに、バラ科のものはすべて(フランス由来の)外来種だったせいです。
日本の樹木でバラ科の代表は桜。桃、梅、杏、林檎、と続く。
桜を除けば外来種ですね。(あれ、桜も外来でしたっけ?)
熟れてほってりと甘く色づく、その前の青い梅を、洗って干して塩と紫蘇に漬ける。
優れた防腐剤の出来上がり。
いまの梅干しは甘くていかんですね。


ちなみにこの記事は携帯からの投稿ですが、
「庭園」と打つときに予測変換に「テイエムオペラオー」と出ました。
そんな素敵な予測変換携帯とも明日でさよならです。
3年酷使しました。ありがとう。
この梅雨の季節に、桜色から太陽色の携帯に替えてきます。
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ふそうほたるとなる
すみません一日間違えました。昨日でしたね。

もうそんな時期なんですね……。
蛍。清流にしか棲息できないとかなんとか。
くらげもそうですが、光る生き物って幻想的ですよね。
じっとみていたい。
かまきりしょうず

カマキリというと、国語の常連のような気がします。
蟷螂の鎌という漢文、それから「のはらうた」。
前者の記憶がおぼろげで良くないのだけれど、
後者はあまりにも鮮明です。かまきりりゅうじ。
まぶしいほどの太陽が、あのうす緑色に反射していた、
生きているという叫び。
お腹を割ると、うっすらと綺麗な卵がぎっしりと詰まってる。
そういうのを思います。
細長い体に大きすぎる鎌。
せかせか歩く足と小さな頭。
ここのところ見ませんね。自然と疎遠なせいかな。
むぎのとききたる

読めなかった……「ばくしゅう」じゃないのね。
麦秋は麦の刈り入れ時のこと。初夏を指す。
金色のぴんとした穂を刈る、切りそろった茎が残る。
あれを踏んだら気持ちいいだろうと、いつも思う。
ふくふくした畑の土、きりっと立ったざく切りの茎。踏んだ瞬間足が沈む感覚が想像できる。
ここで「秋」という漢字が出るのは、この字が「収穫」を意味するため。
(fallの使い方と似ていますね、季節そのものでなくてそれを代表する事象を表す。)
そして「とき」という使い方は主要な出来事を指す場合に用いるそうです。
命に関わる文字ですね。
「縮む」という意味も持つそうで、刈り取られた残りに重きを置いている気がします。
それちょっといいと思いませんか。
実益としての実りではなくて、それを産み出したそのものの本体を意味する。

こういうとき、白川静の本を読みたいと思う。
べにばなさかう

紅花。朝露のイメージ。
実物を見たことはないんですが、映画「思ひ出ぽろぽろ」に出てきたのを覚えています。
アザミに似た花を、ふと思い立って手で摘み取ろうとして、刺さる。そういうシーン。
鮮やかなオレンジ色で、あれが紅と呼ばれる赤になるなんてちょっと信じがたかった。
かいこおきてくわをはむ

環形動物は以下略ですが、蚕というとふたつの小説を思い出します。
梨木香歩さん『からくりからくさ』、その連想でHerman Hesse「少年の日の思い出」

蛾と蝶の違いは止まったとき羽が開くかどうかだと聞いたことがありますが、
結局は胴体の太さであり食べ物で、夜型か昼型かということですよね。
「欲望という名の電車」で、ブランチはあえて自分を蛾に喩える。一貫して夜。
最後の日、明るい夕方、穴蔵から引っ張り出された弱々しい蛾。
光に向かう習性のせいで、「見ず知らずのかたのご好意」にふらふらと近づいてしまう。
合衆国の不健康を描き出した戯曲ということは、
かの国は蛾と桑と火でできてるってことでしょうか。
たけのこしょうず

雨上がり、土を割って、顔を出そうとする。
ふくっと山になった部分からそっと土を払うと出てくる。
まだ柔らかいたけのこは生でも美味しいらしいですね。

わたしにはちょっとダメなところがあって、
自分の好きなものを自信を持って人に伝えられない。
あまりそれが一般大衆に沿った好みではないと知っているせいで、排除を怖がる。
突き出た杭は打たれて平に均され、
顔を出そうとするたけのこは見つかって掘り起こされるから。

でも主張しなきゃ伝わらない。知って欲しかったら広めなきゃいけない。
Lyndaの、スペイン階段の動画。再生回数がたった3時間で500超えていました。
世界中が、多分、彼女の動画を出待ちしてた。
あの動画を見た人が、願わくば、関連動画をご覧になりますように。
それでGreat Big Seaを好きになってくれますように。
オススメはProcess Manか新曲のHit the Ground and Runですが、
tequila singalongでもいいと思う。
みみずいずる

一候飛ばしました……「蛙はじめて鳴く」。5月5日こどもの日。
蛙は日本では幸運の象徴だったりしますが、欧州では
フランス人をからかって「カエル」と呼んだりしますよね。
わたしは実物はどうも苦手ですが、モチーフになると愛嬌があるので好きです。
鮮やかな緑色もきれい。

苦手と言えば爬虫類の殆どですが(皮膚がごわごわして濡れてて)、
更に苦手なのは環形動物です。ミミズに代表される。
雨の後にはコンクリートで干されている大きなものを見かけますね。
今朝見かけて、ああもうそんな時期かと思ったものです。
しかしあれ、動きの遅い彼らにはコンクリートの上を移動するのは一大事に違いない。
車に踏まれたりする危険を背負って、別な土を求めて這い回るのですよ。
生きることに真剣ですよね。
ぼたんはなさく

牡丹はなんだか3月のイメージ。
華やかな大輪のイメージ。
わたしにはあまり縁がないと思う。
松葉牡丹の方が好き。
しもやみてなえいずる

ここ一週間ほど寒い日が続きましたね。
その花冷えも落ち着いて今日の晴れやかな陽。
もう4月らしさというのをすり抜けてしまったような気がします。
うららかな、と形容する前にほがらかな、が来てしまった。
速いよ春。もう少しスピード落としてくださいませんか。
あしはじめてしょうず

人間は考える葦である。パスカル。
(葭は、穂の出ていない状態を特別に表すそうです。)
葦が一本でなくて、群生することが救いです。
一人一人が考えながら、寄り集まって生きているんだなぁって。
一人じゃなくて良かった。

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春の院展に出掛けてきました。名古屋栄の松坂屋7階。25日まで。
のったりした光のなさが魅力でもあるけれど、水彩みたいに溶けて消えるような光も素敵。
絵を描くことはわたしにはできないからこそ、拾えるものが多い。感覚としてね。
文を読めばそこから盗むだけになってしまうけれど、
絵は(音楽も)一旦自分の言葉に置き換えなきゃならないから。
見えるように文を書けたら一番いいといつも思う。
流れるように読めたら更にいい。
にじはじめてあらわる

よく云われることですが、虹色の定義は万国共通ではありません。
(そしてわたしはいつも7も色があることが信じられない。)
その色を表す言葉の数が少ない言語は単語の持つ意味の幅が広く、
数が多ければ単語の意味が限定的になる。
riceが米であり稲でありご飯なのと同じです。
文化・地理・歴史、そういったものが積み重なってできるのが言葉で、
そうしてものの見方を作っているということを思う。
人間を作っているのだということを。
こうがんかえる

雁は秋の渡り鳥。『枕草子』や『大造じいさんと雁』を思い出します。
秋に見る空に線を引いて渡る鳥の群。
北へ「かえる」というのなら、南へは「むかう」のでしょうか。
北米開拓者が「行く」場所は西だけだったのだそうですね、東へは「戻る」のだと。
移り住んできた人も流浪者なら開拓者も流浪者だと思います。
「転がる石は苔むさない」を肯定的に捉える国らしさが見える。
流浪者であること、地に足がつかないことの言い訳をことわざにしている気がして。
なにしろ同じ英文でも英国では日本と同じ意味で使われます。


鳥つながり。
「あそこに見える鳥は故郷にいたものとそっくりだから、
 鳥よ、どうか愛しい人に便りを持って帰ってくれまいか」
みたいな和歌を覚えておられる方、みえますか。船着き場で詠むのですよ確か。
鳥の名前が思い出せたらいいのに。
つばめきたる

読めませんでした……。
玄鳥、玄は「くろい、くらい」の意。また「幻」と同じ音、はっきり見えないということ。
飛ぶのが速いこと、いつの間にか来ていつの間にかいなくなる存在から繋がる漢字ですね。
渡り鳥の代表選手。夏鳥、6月くらいの。
Oscar Wildeの名作、「幸福の王子」の献身を思い起こします。
暖かい場所でしか生きていけない弱さより、美しい感受性が彼の致命的な欠点になった。
かみなりすなわちこえをはっす

春雷ってあまり実感しないのでなにを書いたらいいのか……。
古今東西問わず、雷は山の神の怒りの象徴。
北欧神話のトールであり、現代のお母さま方であり。
(悪口ではありません、あしからず。)

今月がいやに短くて驚いた。なにしてたんだろ。
妙に難しい本に手を出したりYoutube見たり話書いたり手紙書いたり。
悩んだり唸ったり笑ったり落ち込んだり後悔したり決めたり、した。
時間の概念は、それまで生きてきた時間の総数を分母にして決まる。
まだあと3倍は生きるんだから、もっと悩んで唸って笑って落ち込んで後悔して決めて。
手紙書いて話書いて人と話したらいい。
空からそんな声が聞こえたっておかしくない、3月晦日、晴天。
明日からは新年度。
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HN:あず/relieur
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性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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