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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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He might be a daddy of his old man.
この1文の出典がWordsworthの
the child is father of the man.
からではないかと思う、というところから、1文を見てみたいと思います。

まずWordsworthの文の訳が「三つ子の魂百まで」なのは
原文脈からたどり着いた訳だと思いますが、
例えばBradburyみたいに大人に対して子どもが遊び方を教える、という点で
子は親の教師たりうるけれど遊び心という性質自体は親が子どもの頃から培ったもの、
と意味することもできる。
ただしここでthe childはthe manと同じものを指すのではないので、
子は大人の父、という原文直訳を採用してthe childがthe manに教えを授けるという意味で
「義父は婿に似て飲んだくれになるかもしれない」
と読めるのではないでしょうか。
(婿が飲んだくれというのは読み間違いではないと思います。)

Seanがこの曲を「ただのセックスの歌」だと言っているので、
これは多分大いなる深読みによる誤読になるのでしょう。
ここは恐らく、a dress of silk における of の用法と同じで
old man が priest とは違う方法で boy を daddy にさせた、と読むのなら
単純に、生まれる子どもが義父似である、と読めばいい。
恐らくこちらの方が訳としては正しいでしょう。
her gene poolの文脈にも沿っていますし。
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わたしにおけるGBS最愛のラブソング。
訳は以前したので省略します。
半分実話から作られた曲で、Seanの大叔父、Johnの物語。
特別注釈も要らない気がするのでさくさくっと好きな理由をば。

・音がシンプル。
 地盤をドラムがきちんと支えて、Seanの声がまっすぐ響く。
・歌詞がいい。
 簡単な言葉でこれだけの速度だから、ぴったりと詩に寄り添える。
・ドラムがぱたりと息を止める瞬間。
 この曲はここに全部があると信じてる。
 Krisライブで時々叩くけど、ない方がいいよ。
 この部分を訳したことからこの曲の訳が始まったのです。
 身に迫るじゃぁありませんか。
 うつろな心を抱えた老人が、ボストンの海沿いを独りで歩く。
 節くれだった強い手をぎゅっと握る、雲の厚い空、灰色の海。
 大切にしまいこんだ名前を、心の底で紐解いてそっと唱える。
 遠い海の向こうの、島国においてきてしまった名前を唱える。
 けれど海は渡らない。老人は立ち尽くして、そして家へ帰る。

なにがいいかって、この老人は家に帰れば妻がいる、ということ。
これが素晴らしい設定ですよ。
きっとゆっくり微笑んで、彼女は老人を出迎える。
老人も穏やかに笑って、彼女と二言三言話す。
Mollyのいない世界で。
遠い土地で。

ちなみにわたしはあの手紙は嘘なんだと思っています。
もうこれ以上待てません、というのは本当ではないと思っている。
女の現実主義に批判を呈しているのかもしれませんが、
(心は彼女の元にあっても体がボストンなのでね。なにしろ。)
会って話したいし、女はずるいから自分だけ待ちたくないのですよ。
なんだかヘミングウェイを彷彿とさせますね、'The Very Short Story'。
Seanはヘミングウェイ好きなんだと思ってるけれどどうなのかしら。
歌詞の訳は今回からやめておきます。わたしは不当に待ちすぎている。
20日に届くのかな、LfBEが18日に発送、25日に到着ということは。
13日に届いている方がいらっしゃるということは12日に発送処理は終わっていて、
それで12日のちょうど一週間後は、きみ、海の日だよ。
消えろハッピーマンディ! 子どもしか幸せにならない!!
子どもにしたって月曜の授業ばかりなくなるから大変だよ。
大体言葉と物事の意味をなくすなんて、形骸化だ、そんなの本物じゃない。
このくにはまるでうそでできている。Lies built the country.

さてさて、歌詞解釈ですが、これは結構物議を醸すトラッドだったりする。
General Taylorとは、米国12代大統領Zachary Taylor。
1849年の3月5日から在任、1850年7月9日まで。
職業軍人で、米英戦争(1812-1815)、
デトロイト付近での先住民との戦争(1832)、
フロリダの先住民との戦争(1835-1842)
と戦績を挙げ、昇進を重ねて米墨(メキシコ)戦争での勝利の指揮者となる。
彼は墨から奪ったカリフォルニア州(奴隷州)を自由州にしようとするも反対され、
南部に対して武力鎮圧も辞さないという姿勢を立てる。
1850年7月4日、式典参加後に体調不良、9日に死去。

"Stormy"というのはこのTaylorの愛称というのが最有力説で、
「老暴れん坊」と呼ばれた彼には当てはまると思います。
そしてJohnは在任中の国務長官John Middleton Claytonのことでしょう。
連邦上院議員職を、Taylorからの国務長官職のオファーによって辞職。
そして国務長官の職はTaylorの死亡と同時に辞任。

golden chainは、すみませんわからなかった……。
Taylorが監督教会なので、それに関係あるのかと思いましたが突き止められず、
そもそも花なのか金属なのかもわからないのです……。
でもおそらく金属で、名前を彫ってあるんですよ。
これが、天へ昇るときの梯子の代わりになる、という解釈でしょうか。
暫定! OKPで訊きましょうかね?
でもなんかそういうことまるで知らないのが全く悔しいのよ本当は。
これを聴いてあまりにも素敵だったのでF'sFを買ったのでした。
特に3番の歌詞が胸を打った、ずるいと思った。
骨は海へ流してください、故郷へ流れ着くように。
最初、「海」が「my spirit can be free」な場所だと思ってました。
それは余計にずるいと思った。

 メリーアン号に乗って抜け出した極貧生活
 氷の上に乗り上げたときには歩いて渡った
 カーボンイヤーの岸辺に命だけ持ってやってきた
 またロンドンの明かりを見る確証もないのに
 イングランドの岸から遠く、子どもや妻から遠く離れて
 ニューファンドランドに広げたこの手
 身を切るような風の吹く地で、生まれ育った土地から離れて
 夢を追って魚を捕らえて、岩場も苦難も乗り越えて
 波の上で日々を過ごし
 潮風に傷められた肌で何週間も太陽を待つ
 空が圧し掛かって泣けもしない
 神を恐れては魚を呪い、波を越えては叫びを上げる
 海を越えられるように、女神の加護がありますように
 ちゃんと働いて生きていきます海のように広い心で
 そしてお迎えの日が来たのなら、どうぞ埋葬なんてしないで
 骨は海へ流してください、故郷へ流れ着くように
 そこでようやく自由になれるから

完全な叙事詩であり抒情詩、だと思いませんか。(訳が悪い。)
歌詞はSeanが、シャーロットに出向いたときに書いたもの。
もう二度と家族に会えないんじゃないかと打ちのめされた結果。
Englandというのは彼の家族のことだと、彼自身が仰っていました。
Sean以外の誰にも歌えない曲でしょう。
 Tishialukに住む女の子は器量も良くて働き者。
 でも僕はRaeおばさんの娘と結婚させられる。
 それを望んでなくて、Tishialukの女の子と結婚したい。

Tishialukはライナーノーツによれば、Rigoletという街の近く。
今はもうない街ということ。Google mapsにヒットしない。
明るくて賑やかな曲調の中での悲しみは、
1曲目のホイッスルの不気味な音に呼応するみたいな感じ。
Beat the Drum。
カバーなので訳出は遠慮させていただきます。
Runrigというスコットランドのバンド。
ファンの方のサイト(日本語)
GBSと似たような部分を見ることができます。
(この言葉が先方に失礼にならないことを願います。)
現代風の音楽に、トラディショナルな風味が混ざる。
Powerful & Beautifulな形容詞の良く似合う作風。

それでは本家をご堪能ください。The Pride of the Summer

荘厳な感じ。浮き上がってくるような圧倒的な重厚感。
声の震え方がとてもゲーリックだなぁと思います。
正直に申し上げてわたしはこちらの方が好きです。
単語を味わって発音している感じ。
(ちょうど民謡の速さですね。速さで、歌い方。)
楽器も、これだけ重ねてあってもうるさいと思わない。
とても自然な重なり方。山間を思わせるパイプの音、エコーの掛り具合。
でもやっぱり声ですね。そこに惚れます。
言いっぱなしじゃないという感じがします。low and strongの部分に顕著。
前へ飛ばすというよりも、この場へ残している。
咽頭で閉鎖音を作るときの声の留め方がなんともセクシー。
Alanの癖のある声とは違って、とてもすらっとしている。
清涼で爽快で情感豊か。屋外のイメージ。
そろそろ終わりたい……もうpreじゃないし。
そして終わるには今日、なんともちょうどいい曲です。
showの幕引きはやっぱりFortune Setがいいと思うので。

歌詞の訳はお手上げ。
45人のboysとgirlsがCarbonearからBonavistaまで魚釣りに行って、
まぁぶらぶらしたり踊ったりしっちゃかめっちゃかにやる。
そういう内容だというだけのことです。

このCD収録分は4人の純粋な演奏。
いつぞやどこかで書きましたが、Seanがバウローン叩いてるのです。
ライブで彼はKrisのドラムセットを叩いていますけれど。
(今たまたま見ている動画ではドラムを交代する瞬間に
 low-fiveしていてうきうきした。)
フィドル×アコーディオン にはバウローンじゃ太刀打ちできなかったのかしら。
ただしドラムセットだからって特別攻撃的な印象を受けるわけじゃないのですよね。
駆け上がるような3曲目が入る瞬間、Bobのアコーディオンが好き。
結局アコーディオンが好きなのです。

位置関係を解説するために、このブログの右端にあるNFL島をご覧ください。
大きめの島の右端にくっついている小さな土地がありますよね、
上に2つ、下に2つ(うち1つはこぶつき)の半島。
極端なWの字みたいに見えると思いますけれど……見えますでしょうか。
上に向かう半島の内、右側が首都のある半島。
その左側にはCarbonearがある半島。
そのまた左、大きな島の方の半島がBonavistaがある半島。

こんな適当な解説でpre-feastが幕を閉じるとは始めた当時のわたしには想像もできまい。
ちょうど3週間でしょうか。ちょうどいいよ。
明日も書くことになったらどうしよう。
キャノンに当たったのもクリスチャニティに当たったのも初めてですね。
一見子どもっぽい願いごとですけれど、これはただの事実。
せまっ苦しい世界だと言っている。ここが、この場所が。
自由に、じゆうに、もっと広い場所へ。
囁く瞬間に歓声が後押しして、彼らは空さえ飛べる。

 誰も反対しなきゃ良いのに
 思ってることが素直に言えたら良いのに
 「ルールなんて束縛だ」っていい続けてきた
 ざっくばらんに喋るのっていけないこと?
 なにからも自由でいたい
 心配しなくていい場所にいたい
 歌っていればいい場所に
 事実。やろうと思えば教義にだって叛ける
 だって罪悪に身を浸してばっかなんて気分が悪いから
 批判するつもりじゃない、だって教えから学んだことも多いから
 教義を失くした世界はちょっと無秩序で、でも痛みを伴うものじゃない
 心配事に追われてて昨晩全く眠れなかった
 全部打っ棄りたいけどそんなのちっとも楽じゃない
 バンドがずっと続けば良いのに
 ずっとずっと舞台の上で、お終いになんてさせないで
 認可も許可も必要なくって、たとえ崖から落っこちたって
 そんなのちっとも気にならなきゃいいのに

ライブで、某箇所を歌うたびに歓声がすごいんですね。
みんながそれを、ほんとうに「良いのに(great)」と思っている証拠。
今日は新譜の公式発売日でした。あと10分で日付が変わる。
本国では午前中の売り上げ真っ最中か、店頭に商品を並べている頃。
ジャケットがもし売り上げに響いても、つまり。
バンドがずっと続けばいいと思っている人は、そんなこと気にしちゃいけない。
そういうことだ。
あらゆるしがらみ、順位とかそういうものから逃れたいなら。
Freeの意味する自由とは、本来解放の意味ですから。
Turnを一番の作品だとしてきたSeanが、F'sFはそれを凌ぐと仰った。
あいつなに考えてんのかわからんなぁとそのとき思ったのですが、
人の好みなんて変わるものだということでしょう。
PlayからSomething I Should Know。
メッセージ詩は訳しづらいので苦手。
意訳に意訳を重ねた。

 君はまだいけるなんて言ったけど、結局僕らは袋小路で
 ただ君は行き止まりまでの時間稼ぎをしていただけ
 君に付き合うのはもう疲れたよ
 とどまるためにここにいるわけじゃないから
 あらゆることを2人でしてきて
 夢みたいな時間だった、こんなところまで落ち込んで
 全部をうっちゃることは我慢ならないことだけれど
 気位は高く持って自分の品位を下げるのはやめろ
 話し続けよう、もう一晩も話し続けてきたけれど
 けどこれで正しいなんていうのはやめてくれ
 明日君に別れを告げよう
 君は何を考えてる?
 何か言いたいことがあるなら聞くけど

self-esteemは辞書には「自尊心」なんて出ていますけれど、
「自己評価」ぐらいが妥当だと思います。高い方の自己評価。
一緒にいてお互いに良くないのならもうここで別れよう、ということ。
愛は同じ方向を向くことだ、とサン=テグジュペリは仰った。
彼らはまだ、同じ方向を向いていられる?
アコーディオン先導。
Darrellが上品にコーラスする。

 ビリー・パドル、トム・ホワイトに会ったかい?
 港を巡って一晩中
 港巡ってビールを一杯
 それからこっから出てったよ
 お茶を一杯飲みに行ったよ
(If you see a Billy Peddle tell him I wants he)

トラッドなので、最後の1文にはリンク貼らなくて良いかな、と。
文法的にも意味的にも謎過ぎて、
すっかり勝手に最後の1文を「he said "If ~"」だと考えてます。
1行目は"I"の、次の4行はBilly Peddleの、最後の1行も"I"かと。
つまり「ビリーに会ったら、俺が呼んでたって言ってくれ」という。

ここで首をかしげるのがBilly Peddleの前にaがついてること。
Billyは集合名詞かなにかということですよね。
とても勝手な想像力を駆使して解説すると、
Tom Whiteっていうのは本土の人のこと。
Billy Peddleはニューファンドランド人、ということ。
今手元にCDがないのでライナーノーツを確認できないのですが、
戻ってきたら続き書きます。
ライナーノート初めて見ましたけれど、
同じような内容としてはWhere I Belongがずっと好きです。15年を越えて。
歌詞も初めて読みました。

 大都会を歩いていたら一人ぽっちな気に襲われて
 故郷に繋がる何かを探して周りを見回してみた
 ひょいとうなずくひとも目配せするひともない
 それが田舎での挨拶だった、なにしてるんだとそして訊ねる
 ショッピングモールをぶらついて
 郷里の古い友人を見て驚いた
 街の誰より、モールの誰より
 その友人がいい奴に見えた
 だってばかげた挨拶しないしただ微笑んで一言言うから
 なにしてるんだい? そうやって
 さあ皆さんご一緒に「なにしてるんだい?」
 さていいですか、覚えておくように
 出かけた先で出会ったら、ただこうすればいい、それだけだ。
 ひょいと頷いて目配せ、それから一言
 「なにしてるんだい?」

歌い方が、好きじゃない。ぞわっとしたんですほんとに。
でも歌詞は素敵ですね。合言葉。符丁のような。
自分がまるきり異邦人だと感じる、絶対的な外からの圧力。
ぎゅうぎゅうに押し込まれた逼塞感に、なじみのものを探す必死さ。
そして迎合しない強さ。これがいいなぁと思うの。
自分をごまかさない、どこにも渡さない。自分でいる強さ。
本土がなんだ! という話。
絶望的で破滅的。どうしようもない。
そういう恋の方が楽しいのよたぶんね。
あの、訳、省略します。すみません。
好きな4行だけ。

 銀の指輪で繋ぎ止めても
 銀は金の次でしかない
 ダイヤモンドは永遠の輝きでも
 人は老い衰えるもの

わたしの大好きな作家は永遠なんて信じるのは女だけだと仰いました。
別の敬愛なる作家は、女は永遠を手にするけれど男はそれができないと仰る。
女は時間のなかに生きていて、その有限を知っているから現実主義。
だから宝石に憧れがあるんでしょうね。

Heart of Stoneでも申し上げたようにF'sFはいくぶん退屈な曲が続く。
アコースティックという言葉から程遠い曲が多いというのも理由かも。
トラック4・6なんかまさに、ですよね。コーラス部分が気持ち悪い。
機械で圧縮して加工してくっつける、という感じ。
生きていない、展示品みたいだった。ガラスケースのなかの。
きれいだったけど手に取れなかった、あまりにも華美で。
それからテーマが好みじゃなかったというのは大きい。
あるいはJeenの声が好きじゃなかっただけかもしれない。
Sarahの声は好きなのですけれど。
あとAlanの声が、言い捨てに聞こえたせいもあるでしょうか。
重いのに軽かった、それがたぶん納得できなかった。

曲ごとに見たら好きな曲はほんとに好きなのです。
Dream to LiveはGBSでいちばん好きなラブソングだし、
Love Me Tonightのカーテンドロップは大好きだった。
Walk on the Moonは勇気をくれたし唱えるための呪文でもある。
UpとTurnだけかな、非の打ち所がない認定は。
TH&TEは可も不可もないので敢えて聴きたい、ってならない。
Sea of No Caresは光が多すぎて眩しすぎた。

文句を並べたらキリがない。
それでも結局は彼らが好きなのだから、これも一方的で破滅的な恋ですよ。
現実的じゃないのが救いですけれど。
歌詞見て、ひいた。
長い。
完全なるストーリーですね。
要約に要約を重ねますすみません。この曲あまり好きでないので。

 さあお座り、お話しよう
 あれは四月のある日、街から出かけたんだ
 1日か2日マースにいたら、老馬を池から引き揚げるよう頼まれた
 どうやら俺ら屈強な7人が通ってきた道の、凍った池に落ちたらしい。
 ローチェスラインの道行きに、寄り道できたらよかったろう
 なにしろ腹がすいていて、でも休んでいる暇なんかなかった
 チャーリーを池から引き揚げなきゃいけなかったから
 あいつは走りっぷりが良かったし、どの馬より丸太を速く運んだ
 チャーリーは他の良馬と一緒に大きな畜舎に入っていった
 車に乗った7人と、あと2人は力も頭もあるやつで、
 みんなで彼を救いに行った
 ちょっと細かく話をしよう
 知人のとこからドアとロープを借りた
 彼を助けるとみんなで帽子を取って敬意を表した
 どこか遠いところを見ている彼の目が輝いていたから
 彼はうなずく、俺らが正しい行いをしたとわかっていたから
 また良くなったら一緒に丸太を運べばいい

やる気ないならするべきじゃなかったですかね……。
固有名詞の解説も端折らせていただきますすみません。
なぜあまり好きじゃないかと言えば、よくわからないのだけれど、
C&P&Gのこの曲ってイライラしませんか?
最初のAlanの口上が好きじゃないのかも。
'Heel and Toe Polka'を3人で演奏した後、
'Around the House'をみんなで。
アコーディオンが主役ですね。
バウローンが追いついて、そこから弦楽器。
ニューファンドランドではこれぐらいの速さが普通なんだそうです。


このアルバムは実に率直にbeautyがテーマ。
ただしこれが容易ではないのです。全員にその美しさがわかるわけじゃない。
あるいはその美しさ探しの途中かもしれなくて、立ち直る最中かもしれない。
見えるものも見えないものも、持っているものも失くしたものも。
最後に家の周りでみんな集まって持ち寄ったら、
それがSomething Beautifulかもしれない。


せっかくのチューンで書くこともないので楽器のことでも書きましょう。
Mandolin(マンドリン)、Bouzouki(ブズーキ)、Banjo(バンジョー)

まずはマンドリン。8弦の撥弦楽器。
リュートから発生した、イタリア・ナポリ系の楽器。
みっつの中では体長が一番ちいさく、音も高め。
一般的にはピックを使って演奏するそうです。
柔らかな音ですね、伸びがある。



次はブズーキ。これも8弦の撥弦楽器。(6弦もある。)
ギリシャ生まれ、胴が短くて首が長い。ピックを使って演奏。
洋梨を半分に割ったような形の胴体をしています。
マンドリンに比べて、特別音が高いという感じは受けない。
やや鋭いかな、とは思うのですが、弾き方の差かもしれません。


ちなみにアイリッシュ・ブズーキという種類でまた別に楽器が存在する。
こちらの方が首が短くて、音も幾分柔らかい感じがします、本家と比べて。
マンドリンに比べたら幾分金属的な感じは残っているとも思いますが。



最後、バンジョー。
上2つが割りと形で判別できなかったのに比べて、
太鼓みたいな丸い胴なので簡単に見分けがつきます。
アメリカ生まれの撥弦楽器。弦は4~6本。
音としてはみっつの中で一番高いかも知れません。
単発で演奏。じゃらーん、みたいな音は出さないようです。
ぼーっと聞いていてもふと聞き取れる歌詞がいくつもあって、
その部分がとても良いので好きだなぁと思う曲です。

 登りつめるのは時間も掛かって大変で、
 転がり落ちるのは簡単であっという間
 またここで君に会ったよね、いつだったか
 高く飛び出せばその速度に参ることだってある
 勝負に勝っても大局で落ちることがある
 でも気にしないよ、いつだって君が言うから
 話すときにはいつも言うから。
 来た、見た、勝った、そして崩れた
 愛して戦う、驀進、転落
 自分が信じたその方法で
 友愛だとか人間の善を信じてはいるけれど
 そんなのめったにお目にかからない
 でも話をしたくてドアを叩くのなら
 いつでもどうぞ、一人ぼっちは嫌いだからね
 孤島から大陸へ渡るのは楽じゃない
 どこを見たってそ知らぬ人々
 ばかげたジョークを耳にして、アクセントをからかわれる
 けど見下されることに甘んじるな

ただのポップスと思うことも、歴史だと思うことも、できます。
We came, we saw, we conquered は有名なカエサルの手紙から。
その手紙の一文を踏まえて、そこから、ローマ帝国の大局を見る。
(確かに栄華に登りつめるのは長いことかったけれど、
 滅亡はさらっとしたものですよね、どの国家もね。)
in our own true way、これもカエサルの言葉からではないかと思います。
彼が護衛隊をつけなかった理由として、
自分は自分の思う道を行くのだから他人もそうするのが当然と信じている、
と言ったということ。
その結果暗殺されたとしても、それが彼のtrue wayなんでしょう。

そして三番目の歌詞。
個人的にとても勝手に、ナポレオンのことだと思うのです。
もちろん彼ら自身のことだと思ってもかまわないでしょうけれど。
コーラスが世界の皇帝なら、三番の歌詞も世界の皇帝でいいじゃありませんか。
そしてSB*のヘッドライナーに「When I Am King」を持ってくる。
考えすぎかもしれません、深読みかもしれません、
でもあり得ないことではないと思っています。
AlanとSeanとChris Trapperですもの。仕掛けてきますよ、きっと。
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好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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