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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
// Philip K. Dick, 浅倉久志 訳 // ハヤカワSF文庫 テ 1ー6

読了、!
映画「ブレードランナー」の原作小説。
圧倒的なスピード感、絶対的な文筆力。静かに閉じる1日、長いながい戦い。
人間とはなにか、を問うのがSFなら、それと真っ直ぐに対決した長編です。

Ray Bradburyの"Million Year Picnick"という短編には
「遠くて長いピクニック」という素敵な邦題もあるのですが、
まさにこれはMillion Year Picnick、です。
サンフランシスコ市内からほとんど出ないのに大いなる旅をしていて、
けれど軽妙な書き口だからちっともそれが苦しくない。

個人的におぉ、と思ったのが、感情のコントロールという観点です。
人間の根底を感情に求める、けれど出だしのデッカード夫妻は、感情を機械に頼る。
見所はこの奥さん、イーランの変化でしょうか。
鬱に閉じ籠る彼女は、最後に夫のために映話をかけて生物の生活環境を整える。
電気カエルが生命体だと認めるのですね、彼女の夫と同じように。
生きてるということの定義をとても複雑に考えさせられますが、
ここでは非常に単純にも思えます。
それが「生きている」と感情移入できる人にとっては、それは「生きている」。
とても明快なことです。

あとレイチェル。
彼女がしでかすことはとても貴重。
リックが山羊を奥さんより愛していると思ったから、ああいう手段に出る。
ここでこの山羊はまさしく生け贄です。キリスト教の。
だからリックは妻を手にいれることができる。

近々映画も観たい。
きっと面白いに違いないのです。
そして最初の問い、アンドロイドは電気羊の夢を見るか? ですが、
見ます。
わたしはそう思います。
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11月9日発売、です。
Fiddlers Green公式
パッケージが紙でまたGBSの真似か! と思ってしまう自分が可哀相。


ヘッドライナーのVictor and His Demon。
リスト公開ついでに簡単な所見を少し。


Wall Of Folk(しつこい!!)
P Stands For Paddy(笑ってしまう。)
Country Of Plenty(これ好きかも。)
Fields Of Green(ドイツ語! コーラス! 嬉しいかも。)
Victor And His Demons(動画あり)
Irish Rover(トラッドから)
Scolding Wife(うーん。)
Greens And Fellows
Lost To The Moon(バラード)
Tam Lin(tune? 好き!)
Walking High(穏かな曲)
Milk The Damn Cash Cow
Hangmans Lullaby
Dirty Old Town(これも名トラッド?)

通常版はこの14曲の収録。
デラックスはそれに追加で、

Jump(ジャンプ、ジャンプ、ジャンプアップ!)
I Quit(シンプルに重い。)
I'll Tell Me Ma(名作トラッド!!)
Yindy(コーラスが好きかも。)
Fields Of Green
Little Monsters
この6曲に
Scolding Wife Reprise(音楽用語で「反復」)なるものがついてる。
(ふざけんじゃない! とか言いたい!!)

総じて、力がある感じ。
しつこい感じの出だしから、さばさばしたドライな方向へ。
まぁ試聴だけの部分じゃなんとも言えません。
出てから。出てから。


Alanによれば、Seanの作だそうで。
はらはらします、ね……。
どう転ぼうと、とにかく芯まで、最後までGBS的であることだけは信用しています。


----------


2013年のアニバーサリーに向けて、なにかやりたいなぁとか思っています。
フリーのコピー本つくる、とか、そんな簡単なことですけども。
需要?
そんなもの考えたことありませんわ。
したいことをしなきゃ損なのです。
ほしい方、お申し出ください。
Bobによれば、クリスマスソングをバンドで作ったそうです。
まさかの情報なんですけど……!
いつぞや(遠い昔に)BobはクリスマスソングCDなんか作らないって言ってたのでは。
公式に「作ればいいのに」的なスレが立ったときにbobiteが教えてくださったのですけれど。
Seven Joys Of Maryがかなり好きなわたしとしては、あんな感じで始終まとめてくだされば、
と勝手に思っています。
発売は今年かしら。
だとしたらiTunesの発売でしょうね。
情報待ち!
// Philip K. Dick, 浅倉久志 訳 // ハヤカワSF文庫 テ 1ー6


面白かった!
Dickは文体が好きで買おうと思い、『アンドロイド』は有名すぎるからと敬遠した結果。
結局『アンドロイド』も買ったのですが。
まず、ハヤカワのDickは表紙が格好いいですね! 一目惚れしそうになりました。
第二次大戦の結果を逆転させ、サンフランシスコを舞台に日本・ドイツ・アメリカの動向を追う。
人種差別の気がありますが、うまく追えているな、と思う部分もあります。
戦後の人間の心の動きと芸術、政治。
第三帝国の人名が結構出るのでその辺りの知識がない人にはつらい。
あと易経の知識もあると楽しめるのではないかしら。
銀細工の話はとても心に重い。人間とその文化の尊厳。
ロケットやら惑星植民地やらでてきますが、文化は結局人間に一番根づく。ここにぐっときた。
最後がちょっと個人的に納得しづらかったな。

でも引き込まれる文体で、読みやすくガツガツと楽しめます。
ぜひに!



タイトルが、いつもManifest Destiny(明白な運命)とかぶる。
君から僕に引導を渡して、ということなのですが、
それと同時に、新しい境地の開拓を表している気がします。
SONCは曲調が、まず、全体的に明るくなってきますよね。
泥臭さをほとんど捨てた、軽快に新しく現在風の音楽を叩き出します。

この春に漸く公式からMVがアップされましたね、
掲載時にカナダ以外の国から見られなかったので不評が殺到しました。
今日はちょっと動画を掘り下げてみようかと思います。


出だし。
初めて見たときびっくりしました。
なにこれ誰の家なの。
DarrellとAlanが一緒にいて、どちらも同程度に我が物顔ですよ。
Alanがまず先にリビングへ。
読んでいた雑誌を放って、しばらくしてDarrellが続く。
ピックがAlanからDarrellへ(二人ともギターなのですよなぜか)。
そうしたところでSeanとBobが登場。
AlanがSeanにギターを渡す。
その後。初めて見たときびっくりしたその2。
Krisがいたって平常に、急に何ごともなく入ってくる。
Krisのこと知らなかったので、ほんとに驚きました。
で、このときの、出迎えるAlanの笑顔がね。いいね。
Welcome! をとても体現している。(その後の会釈が可愛い!)
ぐるっと回って、KrisはBobの隣に落ち着く。
そうしてこの曲は閉じる。
家はバンドのことでしょう。
誰もが言うように、バンドは彼らにとってのもうひとつの家庭です。
さてこの先を読む前に、Allan Hawcoたちの劇について読みます。

これはおそらく、女性→Alan、男性→Darrell、でしょう。
(ベッドルームとリビングの着席順を考えればいいのかと思います。)
先に家を出て行くのは男性。
女性は留まって、それから出て行く。
男性はその後戻り、女性のいないのを見てまた出て行く。
ベンチに座る女性の隣に腰掛ける(これは最初のシーンとかぶる)。
大雑把な解釈として、
・Darrellはバンドを出て行く。
・Alanは(今までの)バンドから離れる。
・Darrellが戻ってきても、そこには誰もいない。
で、ここからがみんなの希望的観測として、
探して今いる場所にきて欲しいのです、Darrellに。
追いついてくれるならまた一緒にやっていけると、Alanたちは思っている。

それを踏まえ。
家の中には5人います。
ただし、この家の住人は4人です。
会釈と、Krisに「座る席」がないのがその証拠です。
座ろうと思えばもちろん、Darrellの隣に彼は座れます。
それをせずにBobの隣にまで回りこむ。
出入り口に近い場所に一人で取り残されるDarrell。
そうすると、彼は、簡単に出ることができます。この家から。
この動画を作った頃には彼が出て行くことがほとんど決まっていた。
そしてKrisが入ってくることをほとんど決めていた。
そう読み取ることもとても簡単にできます。


だからこそ、Captain Kiddの動画がちょっと、うーん、となる。



Folk、という単語がとても似合うMVです。
ここで、前列のソファに座っているのがSean、Alan、BobとKrisです。
後ろで立っているMurray。
(白黒部分でKrisとMurrayが仲よく座っているので、
 ここら辺は問題ないかと。)
これ以降室内のMVはWalk On The Moonですが、
ここには一切の物語がありませんので割愛。
(どうして動画で物語を書くのをやめてしまったのかしら。)
(ただし、上品に整った部屋と屋根裏のような部屋、
 両方での演奏となっていることがなにかの語りかもしれないとは思う。)



こちらですね。
この後できたMVがNothing But A Songですからね。
急にSea Of No Caresのような感じに戻りましたからね。
驚きましたとも。
後半戦。
「地理学者」より「天文学者」が好きだったりする。
シュテーデル美術館所蔵品の展示ということですが、シュテーデルはなかなか素敵な美術館です。
フランクフルトのマイン川南側沿いにあります。


まずは昼ごはん、とレストランへ向かうと、1時間待ちと伺う。
そのまま待つのもバカらしいので、名前書いてからミュージアムショップへ。
豊田市美術館は(以前も書いたと思いますが)ショップが素敵なのです。
これが美術館にある理由はなんだろう、と思うようなものが。あります。
お立ち寄りの方は是非覗いてみてください。

で、今日わたしの心を捕まえたのは、ガチャガチャです。
小学生の低学年くらいにやって以来、かな?
フェルメールのミニ絵画パズル。全8種類。
天文学者が欲しくて。
準備されている両替機に野口さんを投入。
デルフトの眺望、地理学者、牛乳を注ぐ女と出る。
うんいい感じ、と回すと、また牛乳。
暗憺たる気持ちになりながら回すと、またしても牛乳。
ここで一旦心が折れた。
それでも、地理学者と天文学者が並んでたら素敵じゃないかと自分を鼓舞し、
6回目を回すと今度は真珠の首飾りの女。
どうせなら天秤を持つ女がいいなー、と思いながら回すと、やっと、天文学者のお出ましでした。
戦績は概ね良好、と言えますかね。
と書いたところで呼ばれたので、企画展メニューのランチをいただく。
ここのレストランはなかなか美味しいので、お越しの際は召し上がってみてください。


展示は、17世紀ネーデルラントをがっちりとジャンルで区分しています。
歴史画、人物画、風景画、風俗画、静物画。
非常に見易い印象を受けました。親切なことに作家ごとに説明を設けている。
風景画の展示に、ホイエン、ロイスダールがずらり。
ロイスダール大好きなのでうはうはした。
目玉の「地理学者」は、アジアの古地図と地球儀・天球儀の展示に守られていました。
17世紀のオランダに思いを馳せる。
制海権を握った小さな大国の、光に飢えた暗い形。
「地理学者」は、そういうアングロサクソン的な野望を持っていますよね。
余白を少なくしよう、暴いてやろう、明白にしてしまおう、という、理解への欲求。
進歩の形跡、とも言えるのかしら。


おまけ:
最後にもう一度、ガチャガチャしました。
出てきたのは天秤を持つ女。
ほくほくしながら帰路につく。
煽りが「見よ、天才レンブラント」。意味深ですね。
光がなければ見えませんから。

版画、エッチングの無色彩の小品主体のこの展示はともすれば地味ですが、
キアロスクーロの確立者が持っていた光への悩み、オランダの暗さ、聖書、市井。
そういうものを、色彩の二極化された描き方だからこそはっきり写し出せると思います。

ろうそくの灯りからぼんやりと浮かび上がる人のエッチングがあるのですが、
ほとんど黒く塗り潰しながら、彼は一体なにを考えたのか。
光を(画面の白色を)追う気持ちを、彼らは持ちながら生活していたのかしら。

油彩作品の少ない展示でしたので彼お得意の光の投影には重点が置かれませんが、
油彩「アトリエの画家」という絵が印象的でした。
創作家にはわかると思うのです、この絵は「これが正当だ」という感覚。

さてさて、17世紀オランダ絵画といえば市井や風景ですが、
今回の展示はあまり対象への照準合わせはありませんでした。
同時代人との比較ができないほどレンブラントの作品ばかりでした。
わたしはあまりそういうの好きでないのですが、
レンブラント大好きな方にはいいかも知れません。
あぁ、疲れた。


さて、続いて伏見駅から鶴舞線で赤池駅へ出て、豊田市美術館に向かいます。
(どうしようかなー、と思いつつ、カテゴリmusic。)

月初めに出た、AlanとRussのコラボCDについて。
Russが歌うのはあまり好きじゃないのでここに関しては触れないつもりです。
ただ、twitterにてやたらとRussがプッシュしているのが気になるだけ。
お前ほんとにAlanが好きだな! と思っているだけ。


OKPから、このCDについてのインタビューを拾ってきました。
Musical men at work
本文保護のため、折りたたんで転載します。



※Russellファンのための用語集※
 Republic of Doyle
  カナダで放送されていたドラマのタイトル。
  舞台がNFLDで主題化がOh Yeah! 。主役はAllan Hawco。
  Alanもどこかで1話登場している。
  シーズン3が来年1月に開始だそうです。
 St. John's
  NFLDの州都。Alanの住んでいる都市。
脳内再生率の高い曲をご紹介。


War Was In Color // Carbon Leaf
5 More Minutes // Granger Smith
No.9 // ASIAN KUN-FU GENERATION

上から、中立、米国寄り、日本寄り、です。
WWICが中立かどうか、というと、明らかに米寄りですが、
じっと読むと中立にも読めます。
3曲とも、以前書いたと思われる記事をご参考ください。
書いてなかったら後程書きます。


66年分の願いを込めて、日本が日本であり続けますように。
今日から始まった甲子園が、希望の形で終えることができますように。
百田尚樹//講談社文庫 ひ43ー1


号泣はしなかったけどはらはらと泣けた。
時期的に丁度良いかもしれません。
脳内再生でずっと、Carbon LeafのWar Was In Colorが流れていた。
特にエピローグ!
圧倒的な語りでの締めくくりだったと思います。
語り部たちが回想する形で書かれた本書ですが、
惜しいのは現代に生きるキャラクターの個性が弱すぎるところでしょうか。
思い出に閉じることに始終しているのも惜しい。描かれる未来が足りない。
小説というよりは、資料、という感じがしました。
ネット環境がないので携帯だけの生活です。
Alan、Bob、Sean、
よい父の日をお過ごしくださいね。


公式の検索ボックスにJapanと入れて、3月26日の記事をご覧ください。
まだ読んでないので読みたいのですが、読むのは夏になりそうです。
わたしたちは過ごしている。
彼らも過ごしている。
Alanの、ホッケーチームにまつわるあの呟き。
もぉおおお! って思わずRTしようとしたらクジラになったのでこちらに書くことにした。
SeanとBobが組んだバンドの名前ですね。
IRAに由来することを知ったのはだいぶ後でしたが、
なんて名前だと思ったのですよ。
それをまたここで見ようとは。
ちょっと嬉しかったわ。
17日、Alan
22日、Sean
23日、Bob
お誕生日おめでとうでした。


空きすぎてすみません。
ちょっと書き込む時間がありません。
日々歌を歌って過ごしています。落ち着く。歌うとね。
いまWAVEをしています。JMSDFと言うと分かりやすいかしら。
ぴったりでしょう、シャンティを歌うには。この上ない仕事でしょう。
始めたばかりの頃はSomethingBeautifulぐらいしか歌えなかったのですが、
今はNothingButASongぐらい歌えますし、England、SUtSは掃除中の作業曲にしてます。
WhalingSongをしっかり仕入れて歌えるようになりたい。


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仕事先の食堂では、震災被災地の食品を使っているそうです。
頑張ろう日本。
そう言えるために今を頑張る。

Move along, I believe there's something beautiful.
I believe there's something beautiful, just waiting for you and me.
多生の縁でお邪魔しに行きました。
昨年の3月にスケッチしていらっしゃるのをお見かけしたのです。
葉書が来たのでせっかくだからと。
絵を見るだなんて久しぶりだわ。

壊れそうなもの、枯れたもの、白壁。余白に彩られる風景画。
のったりと密な絵もありますし、水彩の淡く静かな絵もあります。
しかし全体的に白でした。
カサレスというスペインの町の絵が印象的です。
これを糧に少し創作したい。
そういう気を起こさせてくださる。


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帰りにお土産をいただいてしまって申し訳ない……。
タリーズでアップルパイとコーヒーをいただきながら、
あんな年の取り方をしたいものだと思ったものです。
上品に華やかに自由に。
華やかさは今の時点で既に不足しているからまあ無いものはねだらないとして。
自分の好きなことを続けていられるなんて、なんて素敵。
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自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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