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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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//早坂隆/中公新書ラクレ164

ラクレ202、309には日本人ジョーク集があります。
去年の5月頃にやっぱり世界のジョーク集読んだ気がして日記読み返したけど、
記載漏れのようでタイトルも出版社も謎。
わかり次第追記予定。

ジョークの背景にある歴史や状況を示してくれるので理解しやすい。
かの国の脆弱さ・欺瞞をひとつずつ押して確認していくみたいな感じ。

銃社会と宗教ではいくぶん考えさせられます。それでこそ合衆国だから。
与えられる自由というのは、責任を伴うものでなければならない。
銃を持つ自由というのは、撃たれる責任が伴う。
その責任を無視してただ持つことは許されないし、持つからには使う場面を想定する。
丸腰が一番安全なはずなんです。警戒されないし、先制攻撃されないから。
(ところで真珠湾は米国の情報操作で奇襲となったと聞いたことあるけど本当かしら。)
丸腰の人を襲うなんていうのはそもそも卑怯なことで、
字を見て解るようにこれはとても卑しいことです。弱い人のすることです。
自分の弱さを否定するために武装して強がる、人を脅かして自分の安寧を得る。
本当に自立できる人はそんなことしない。
それがわからないなんて、想像力がないとしか思えない。
やられて嫌なことはしないという原則ですよ。社会的なルールです。
大国なんだから単独行動は慎んでリーダーシップを発揮していただきたい。

というか、「戦争を終わらせるための戦争」とか「犯罪を犯す自由」とか、
詭弁に過ぎるというか前者は血で血を洗うと同義というか。
発想が自由過ぎてついていけない。
それは自由でなくて自分勝手と呼ぶのだとはやく気づけばいいのに。
他人を信用できないからきっと神を信じるんですね。そしたら救われると思ってる。
日本人は彼らに、人を信用しても救われることがあると教えることができるのでは。
隣人は敵ではないと教えることが。
カメラでメガネなウサギ小屋の仕事好きな住人は、
海一つ挟んだわがままで無責任な欺瞞に満ちた楽天家と、どう向き合えばいいのか。
スーパーパワーを誇る国は、きっとこんなジョーク集くらい笑い飛ばせる大らかさがある。
でも、反面教師として受け取って、笑われない努力をする向上心を養ってくれたらいいのに。

自分の民族を誇るというのは一番低級な誇りだと、ショーペンハウエルが仰った。
自分が合衆国民だと胸を張って言うには、
その国籍を勝ち得た個人的な経歴を持った場合のみだということ。
胸を張って言いたいような国籍かどうかは置いておくけど。
そもそも自由ってなんぞや。
勝ち取ってこそ意味のある概念ていうのは、押しつけられたら決して理解できないのに。

妙に長い!(笑)
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