忍者ブログ
Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

[111]  [110]  [109]  [108]  [107]  [105]  [104]  [102]  [101]  [100]  [99
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

//Ray Bradbury/Bantam Books、 The Grand Master Edition

邦題は『火星年代記』。ぴったり2週間掛かって、読了。
今まで読んだまともな英語の本(How To Win Friends & Influence People//Carnegie、Kipps//Wells)
と比べてページは少ないけど、初めて飽きずに読み通した本になります。
なにしろ文体はとてもシンプル(わたしが読めるくらいですので)。
引き合いに出すべきなのはやっぱりWellsかな。ありきたりですが『宇宙戦争』。
Wellsは地球外生命体を絶対的に高位に置くけれど、それは彼の人間性不信のせいかしら。
ところで2冊とも、立場は違えど述べることは同じなんですね。
生き物は、そこに生きるのに適したものが生きてゆける。そこに住む資格のあるものが。
所有者は正当な所有者として他者の侵略を許さない。
Wellsがそれを書くのは理解できる。20世紀初の英国は侵略恐怖に襲われていたから。
Bradburyがそう書くのは、でもなんでだろう。この時代って冷戦中ですよね?
アメリカに対する知識が少なすぎていかん。

話を戻す。
この本は『たんぽぽのお酒』と同じでオムニバス。
始められた個々の物語が最初よりかほんの少しずれた位置に着地して、
それが続いてゆくことで螺旋を描いて繋がっていく。
話を未来へ伸ばしていく、と言いましょうか。
誉め言葉には事欠かないのですが、
個人的には、単語を並べていく書き方が素敵だと思います。
情景が苦もなく思い浮かべられる表現力は言わずもがな。
いしいしんじ好きな方はBradbury好きなのではないかしら。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Search
サイト内検索
Calender
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
profile
HN:あず/relieur
HP:SailingDay
性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
twitter
P R
忍者ブログ [PR]