Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2005年のLive8動画。
ようやく見つけた……!
なにを歌ったかと思えば、DonkeyRiding!!
あまりにもいつもどおりで嬉しくなりました。
2005年なので髪の長さがわたし好みではない。
彼ら日中にコンサートするなんて慣れてないだろうなぁ。
サングラス着用でうふふ珍しい。笑ってしまった。
Live8(2005年7月2日)公式
貧困に対するチャリティコンサート。
対象国アフリカでの反応はイマイチだったようです。
(一部メディアにもイマイチだったようです。)
提唱者のBob Geldof氏はノーベル賞ノミネート。
アイルランド人にしてエリザベス2世からナイトの称号を授与。
事柄を一面的に見るのもあれなので、ライブ8の深層もどうぞ。
とても面白く読めます。勉強になります。
でもこれを償う方法をヨーロッパはたぶん知らない。
過去の責任を未来に負わせることは決してできないから。
(できないというかさせてはいけない。)
国家が責任をとるにしても、その負担は現在にかかるので、
自分を支えることさえ危ないヨーロッパはアフリカを支えられない。
モラルなんて無かった時代があった、それだけ。
欧州の擁護ではありません。
キリスト教って欺瞞だよねって話です。
ところで、渦中の基地は、あれはもう撤去することはできないの?
無くていいじゃんってことにはならないの?
PR
ねじの回転//Henry James, 蕗沢忠枝 訳/新潮文庫シ5-2
なんというアメリカ文学。
主人公であるべき「私」と語り手ダグラスが存在してない。
主体がないとはどういうことだ。
でも形式的な話はどうでもよろしい。
個人的にうふふと思ったのはその語りの手法です。
ただのひとつも詳らかに書かない淫靡(といったら言い過ぎ?)な文体。
密接で内緒話のような親密で秘めた会話文といい、
知的に勇敢に才気みなぎる独白といい。
手に取るようにわかる、というの?
説明されすぎないからその話に加えてもらえてる気になる。
「わたし」の名前も知らないというのに。
「わたし」の語りは何度もまるで異常に至りながら、
文章の端々に溢れる機知で彼女の正常を知る。
感情の起伏は女性としてはとても滑らかだと思います。信頼できる。
24章に区切られたその話が、黎明に始まり夜明けに終わるようなすっきりした構成をみせる。
最後、なんだかモーツァルトの「魔王」を彷彿とさせますね。
実際とても音楽的な小説でした。読みやすいし。
クイントの肉体を殺したのは少年なのではあるまいか、というのがわたしの結論。
彼はなにしろ探されたけれど会っていない。
良質な幻想ミステリ。
ゴシック小説とよぶのを憚るほど、これは鮮烈です。
なんというアメリカ文学。
主人公であるべき「私」と語り手ダグラスが存在してない。
主体がないとはどういうことだ。
でも形式的な話はどうでもよろしい。
個人的にうふふと思ったのはその語りの手法です。
ただのひとつも詳らかに書かない淫靡(といったら言い過ぎ?)な文体。
密接で内緒話のような親密で秘めた会話文といい、
知的に勇敢に才気みなぎる独白といい。
手に取るようにわかる、というの?
説明されすぎないからその話に加えてもらえてる気になる。
「わたし」の名前も知らないというのに。
「わたし」の語りは何度もまるで異常に至りながら、
文章の端々に溢れる機知で彼女の正常を知る。
感情の起伏は女性としてはとても滑らかだと思います。信頼できる。
24章に区切られたその話が、黎明に始まり夜明けに終わるようなすっきりした構成をみせる。
最後、なんだかモーツァルトの「魔王」を彷彿とさせますね。
実際とても音楽的な小説でした。読みやすいし。
クイントの肉体を殺したのは少年なのではあるまいか、というのがわたしの結論。
彼はなにしろ探されたけれど会っていない。
良質な幻想ミステリ。
ゴシック小説とよぶのを憚るほど、これは鮮烈です。
意外と冷静だったので安心した。
あまり悲観した言葉ではない気がする。そういう印象は受けない。
1日遅れた理由はなんだったんだろ。
そもそも火曜日に行ったのかな。
あまり悲観した言葉ではない気がする。そういう印象は受けない。
1日遅れた理由はなんだったんだろ。
そもそも火曜日に行ったのかな。
2月です。困ったことに。
----------
23日:Lullabies for Bloodshot Eyes
26日:Vancouver、NFLD night
----------
ツアーの予定。
5月1日まで合衆国、そこから8月12日まで空欄で
12日にまた合衆国。
……本国は?
そして欧州は?
ほんとに今年欧州あるのかな。
----------
23日:Lullabies for Bloodshot Eyes
26日:Vancouver、NFLD night
----------
ツアーの予定。
5月1日まで合衆国、そこから8月12日まで空欄で
12日にまた合衆国。
……本国は?
そして欧州は?
ほんとに今年欧州あるのかな。
stifle、窒息させる、息を止める、抑える。
インフルエンザは良くなったみたいで、それだけよかった。
----------
Krisっていまカナダにいるんだよね?
別な人のツアーに参加してるんだよね?
myspaceを更新したまえよ。ほんとに。
心配になるじゃないの。
インフルエンザは良くなったみたいで、それだけよかった。
----------
Krisっていまカナダにいるんだよね?
別な人のツアーに参加してるんだよね?
myspaceを更新したまえよ。ほんとに。
心配になるじゃないの。
椿姫//Alexandre Dumas fils 新庄嘉章 訳/新潮文庫テ1-1
Tennessee Williamsの『欲望という名の電車』、Coletteの『シェリ』も併せてどうぞ。
前者のおかげでわたしのニューオーリンズのイメージはとても野蛮なのですが、
素というか純粋というか、甘さのない自然の噛みごたえを思う。
ブランチがフランス語で言うんですね、「私は椿姫、あなたはアルマン」。
これをフランス語で言う痛々しさ。
わかって欲しいけど知られたくないという狡さ。
救って欲しいけど過去を帳消しにはできない事実。
やり場がなくて押しつぶされそうで、絞り出したフランス語。
ミッチがわからないのを悲しみながら安心してる。
大天使に、許しを乞う代わりに誑かそうとするなんてとんでもない女だなぁ、ブランチ。
「贖罪のない赦免(p.143)」など有り得ないのに。
救いのなさがとてもアメリカ的な戯曲でした。
前置きが冗長に過ぎましたが本題、『椿姫』。
オペラになるくらいなのでとっても美しい話なのは間違いないのだけど、
きらびやかで華やかな表面に隠れて、底に流れる情熱があります。
情熱以外のところではカトリシズムもあります。
Coletteの影響もあってフランスの娼婦は個人的に高級なイメージが定着してて、
しかも2作は共通して愛する方法がとても母親的なんですね。
最終的に相手を守るための愛し方をする。自分は娼婦という負い目があるから。
これは青年に母親がいないことが関係してるのかなぁと思わないでもない。
切ない、悲しい、愛しい、美しい、お話でした。
妹についてはまあ言及しないことにして。
それのあることが写実的たらしめていると言えましょうか。
幸福とはなんぞや。
他人の犠牲で成り立つそれは、そうと知らない間にしか存在しないのに。
Tennessee Williamsの『欲望という名の電車』、Coletteの『シェリ』も併せてどうぞ。
前者のおかげでわたしのニューオーリンズのイメージはとても野蛮なのですが、
素というか純粋というか、甘さのない自然の噛みごたえを思う。
ブランチがフランス語で言うんですね、「私は椿姫、あなたはアルマン」。
これをフランス語で言う痛々しさ。
わかって欲しいけど知られたくないという狡さ。
救って欲しいけど過去を帳消しにはできない事実。
やり場がなくて押しつぶされそうで、絞り出したフランス語。
ミッチがわからないのを悲しみながら安心してる。
大天使に、許しを乞う代わりに誑かそうとするなんてとんでもない女だなぁ、ブランチ。
「贖罪のない赦免(p.143)」など有り得ないのに。
救いのなさがとてもアメリカ的な戯曲でした。
前置きが冗長に過ぎましたが本題、『椿姫』。
オペラになるくらいなのでとっても美しい話なのは間違いないのだけど、
きらびやかで華やかな表面に隠れて、底に流れる情熱があります。
情熱以外のところではカトリシズムもあります。
Coletteの影響もあってフランスの娼婦は個人的に高級なイメージが定着してて、
しかも2作は共通して愛する方法がとても母親的なんですね。
最終的に相手を守るための愛し方をする。自分は娼婦という負い目があるから。
これは青年に母親がいないことが関係してるのかなぁと思わないでもない。
切ない、悲しい、愛しい、美しい、お話でした。
妹についてはまあ言及しないことにして。
それのあることが写実的たらしめていると言えましょうか。
幸福とはなんぞや。
他人の犠牲で成り立つそれは、そうと知らない間にしか存在しないのに。
//Charles Dickens, adapted by Monica Kulling/RANDOM HOUSE
邦題は『大いなる遺産』。Kippsと似た感じ、と言っていいのかどうか。
筋は実際同じです。
恋をして徒弟になってお金が入ってきてそれを失って、初恋の相手と結ばれる。
Dickensは人間描写に力点を置く作家(だそう)なのですが、これじゃちょっとわからん。
代わりにKulling女史の癖はなんとなく掴めたかなぁ。
時間の経過を未来を前提にして書く傾向がある気がする。
あと会話重視ですね。子供向けだから当たり前か。
Pipが牢獄を訪ねるのが好き。最期の会話がいい。切ない。
DickensとWellsは似たような生い立ちなのですが作品の力点がまるで違って面白い。
それでどちらも、完全に成功した人間を書かないところがとてもいい。
ふたりとも芸術作家というよりは大衆作家だったけれど、これが売れたってことは、
これは正しく19世紀ロンドンだったんだろうなぁ。
邦題は『大いなる遺産』。Kippsと似た感じ、と言っていいのかどうか。
筋は実際同じです。
恋をして徒弟になってお金が入ってきてそれを失って、初恋の相手と結ばれる。
Dickensは人間描写に力点を置く作家(だそう)なのですが、これじゃちょっとわからん。
代わりにKulling女史の癖はなんとなく掴めたかなぁ。
時間の経過を未来を前提にして書く傾向がある気がする。
あと会話重視ですね。子供向けだから当たり前か。
Pipが牢獄を訪ねるのが好き。最期の会話がいい。切ない。
DickensとWellsは似たような生い立ちなのですが作品の力点がまるで違って面白い。
それでどちらも、完全に成功した人間を書かないところがとてもいい。
ふたりとも芸術作家というよりは大衆作家だったけれど、これが売れたってことは、
これは正しく19世紀ロンドンだったんだろうなぁ。
trying to resist the retreat of my recovery.
(Sean's Twitter)http://twitter.com/greatbigsean/
retreat。退行。
待つしかあるまい。
おかえりって言いたいから待つよ。
みんな待ってるよ。
Thank you for telling us about your condition, Sean.
I can do noting to you, but wait you.
それでインフルエンザだって……?
わたしの住んでいるところは雪降らないからあれだけど、
雪降るところ住んでる人は気が気じゃないだろなあ。
(Sean's Twitter)http://twitter.com/greatbigsean/
retreat。退行。
待つしかあるまい。
おかえりって言いたいから待つよ。
みんな待ってるよ。
Thank you for telling us about your condition, Sean.
I can do noting to you, but wait you.
それでインフルエンザだって……?
わたしの住んでいるところは雪降らないからあれだけど、
雪降るところ住んでる人は気が気じゃないだろなあ。
2009 Feb. 激ロック
Fiddler's Greenのインタビュー記事です。
Ralf(Albiって呼ぼうかいつも迷う)の口調が! うっかり笑った。
いやすみませんわたしの想像とまるで違ったもので。
YoutubeのSpeedfolkというアカウントにSports Day~のメイキングがあって、
そこで聞こえたドイツ語の語感があの日本語にまるでマッチしない。
紳士的で荒っぽい感じ。慇懃で粗野な感じ。
ううん難しいな。なんか語尾はつかないイメージなんです。
「~なんだ」「~だよ」と言われてどぎまぎしちゃった。
語尾の「ね」、が要らないと思うのはわたしだけかしら。
まあ翻訳はおいといて!
Fiddler's Greenはそもそもそういう名前のトラッドがあるので
なんかIrishな意味があるんだろうなぁと思ってましたが。
そうか。引退した船乗りのイメージした世界なのか。
だからLukeyの船も緑なのかしら(あるいはただ単にIrishだから?)。
リーダーズ引いたら以下のようになっておりました。
Fiddler's Green
水夫の楽園≪船乗りが死後に行く、酒と女と歌の世界≫
--リーダーズ英和辞典第2版//研究社
Fiddlerは直訳で「フィドル/ヴァイオリン奏者」ですが、
drunk as a fiddlerで「べろんべろんに酔っぱらって」の意があります。
酔いどれの庭園なんですね。
海で人生を過ごしたのに、還る場所は陸なんですね。
しかし「女」って(笑)
そこに妻がいないといいけどな!
郷愁というよりは飲み倒して陽気でおちゃらけて、
明日の心配も今日の心配も昨日の心配も全部吹き飛ばす。
20年間ずっと。
だからきっと彼らは、もう20年経ったことが半分信じられないでしょう。
なにしろ10より大きい数は数えられないんだから。
(誤解を招くと困るので注釈すると、
船乗りは一般的に、酒に酔って10より大きい数は言えないという設定があります。)
Fiddler's Greenのインタビュー記事です。
Ralf(Albiって呼ぼうかいつも迷う)の口調が! うっかり笑った。
いやすみませんわたしの想像とまるで違ったもので。
YoutubeのSpeedfolkというアカウントにSports Day~のメイキングがあって、
そこで聞こえたドイツ語の語感があの日本語にまるでマッチしない。
紳士的で荒っぽい感じ。慇懃で粗野な感じ。
ううん難しいな。なんか語尾はつかないイメージなんです。
「~なんだ」「~だよ」と言われてどぎまぎしちゃった。
語尾の「ね」、が要らないと思うのはわたしだけかしら。
まあ翻訳はおいといて!
Fiddler's Greenはそもそもそういう名前のトラッドがあるので
なんかIrishな意味があるんだろうなぁと思ってましたが。
そうか。引退した船乗りのイメージした世界なのか。
だからLukeyの船も緑なのかしら(あるいはただ単にIrishだから?)。
リーダーズ引いたら以下のようになっておりました。
Fiddler's Green
水夫の楽園≪船乗りが死後に行く、酒と女と歌の世界≫
--リーダーズ英和辞典第2版//研究社
Fiddlerは直訳で「フィドル/ヴァイオリン奏者」ですが、
drunk as a fiddlerで「べろんべろんに酔っぱらって」の意があります。
酔いどれの庭園なんですね。
海で人生を過ごしたのに、還る場所は陸なんですね。
しかし「女」って(笑)
そこに妻がいないといいけどな!
郷愁というよりは飲み倒して陽気でおちゃらけて、
明日の心配も今日の心配も昨日の心配も全部吹き飛ばす。
20年間ずっと。
だからきっと彼らは、もう20年経ったことが半分信じられないでしょう。
なにしろ10より大きい数は数えられないんだから。
(誤解を招くと困るので注釈すると、
船乗りは一般的に、酒に酔って10より大きい数は言えないという設定があります。)
//石黒マリーローズ/講談社現代新書1545
仏教やら神道に関するこういう本をまるで読んだことないからなんとも言えないけど、
それも含めてみんな神さま好きですねぇ。
聖書を使った比喩表現とその使用例を、解説を軽く交えつつ。
英語での言い方をもっと書いてくれたらよかったなぁ。
知識用に読みましたけど、これぐらいの初歩なら聖典読んだ方がいいかも。
右頬を打たれたら左頬を差し出せに関して、どこかで、
アイルランド人はイングランド人に対して左頬の貸しがある、というのを読んだ気がする。
Wildeだっけ? 長いこと探してるのに見つからない……。
仏教やら神道に関するこういう本をまるで読んだことないからなんとも言えないけど、
それも含めてみんな神さま好きですねぇ。
聖書を使った比喩表現とその使用例を、解説を軽く交えつつ。
英語での言い方をもっと書いてくれたらよかったなぁ。
知識用に読みましたけど、これぐらいの初歩なら聖典読んだ方がいいかも。
右頬を打たれたら左頬を差し出せに関して、どこかで、
アイルランド人はイングランド人に対して左頬の貸しがある、というのを読んだ気がする。
Wildeだっけ? 長いこと探してるのに見つからない……。
http://www.dirtynelson.com/linen/85/toc.html
AlanとBobのインタビュー記事。
まだDの人がいるとき。
SoNCが出る前かな……Popじゃないとか言っちゃって。
右端折り返しの仕様なので、適度な小ささの画面でご覧下さい。
AlanとBobのインタビュー記事。
まだDの人がいるとき。
SoNCが出る前かな……Popじゃないとか言っちゃって。
右端折り返しの仕様なので、適度な小ささの画面でご覧下さい。
//Victor Hugo, adapted by Monica Kulling/Random House
引き続きお子様向けダイジェスト本。
邦題は『ああ無情』『惨めな人たち』、最近は普通に『レ・ミゼラブル』。つまらん。
これ真実こんな話ですか? 脚色でなく?
HugoはNotre Dame de Parisを読んだので、そのイメージで読んでた。
(これの、建築に関する彼の意見が好き。)
音読練習兼ねてたのだけど、13章入るちょっと前から声が震えた。
Jeanが善良すぎる。Javertが忠実すぎる。だからこの2人の運命が悲しい。
翻訳ちゃんと読もうかなぁ。
あんな長い話をたかだか100ページぐらいに縮小したあらすじなんてなぁ。
しかしJeanは罪作りだ。2人も殺した。彼自身とJavertと。
あるいはあの司祭が罪作りなのか知らん。
善良であることは人の運命を変える。変わらない人もいるけど。
子どものお金を奪うシーンが、だからすごく人間ぽい。
それで最後の、銀の燭台の描写がいいですね。原作もこんななんですかね。
引き続きお子様向けダイジェスト本。
邦題は『ああ無情』『惨めな人たち』、最近は普通に『レ・ミゼラブル』。つまらん。
これ真実こんな話ですか? 脚色でなく?
HugoはNotre Dame de Parisを読んだので、そのイメージで読んでた。
(これの、建築に関する彼の意見が好き。)
音読練習兼ねてたのだけど、13章入るちょっと前から声が震えた。
Jeanが善良すぎる。Javertが忠実すぎる。だからこの2人の運命が悲しい。
翻訳ちゃんと読もうかなぁ。
あんな長い話をたかだか100ページぐらいに縮小したあらすじなんてなぁ。
しかしJeanは罪作りだ。2人も殺した。彼自身とJavertと。
あるいはあの司祭が罪作りなのか知らん。
善良であることは人の運命を変える。変わらない人もいるけど。
子どものお金を奪うシーンが、だからすごく人間ぽい。
それで最後の、銀の燭台の描写がいいですね。原作もこんななんですかね。
やめ! Seanの話は埒が明かない。
公式発表をおとなしく待つ。
急場をしのぐものをちょっと用意した。
Fiddler's Green
St. Patricの日に合わせて20周年記念ライブがあります!
18日、19日と別々のセットリストで、
更にこれを録音してDVDにするとかなんとか。
さすがに彼らはかっこいいんです、もうね。
写真が数種類あるのには心臓が跳ねた。
(英語版自体は工事中で独語での記述になりますが。)
Rainerがおっとこまえで。髪短いほうがいい!
相変わらずさり気なく仲いいStefanとFrankがほほえましい。
個人的にはみんなで楽器持ってるやつが好き。
StefanのWeltmeisterのアコーディオンがカッコイイ。
TobiasのヴァイオリンとStefanのアコーディオン見ると、
音楽大国ドイツだなーって感じしますね。
ええとものすごく遅れましたがSports Day at Killaloe、
2009年のドイツCeltic-rockにおけるAlbum des Jahres受賞おめでとう!
来年もYoutube期待してる!
それでいつか日本に来てね!(UNCLEOWENさんお願いします!)
公式発表をおとなしく待つ。
急場をしのぐものをちょっと用意した。
Fiddler's Green
St. Patricの日に合わせて20周年記念ライブがあります!
18日、19日と別々のセットリストで、
更にこれを録音してDVDにするとかなんとか。
さすがに彼らはかっこいいんです、もうね。
写真が数種類あるのには心臓が跳ねた。
(英語版自体は工事中で独語での記述になりますが。)
Rainerがおっとこまえで。髪短いほうがいい!
相変わらずさり気なく仲いいStefanとFrankがほほえましい。
個人的にはみんなで楽器持ってるやつが好き。
StefanのWeltmeisterのアコーディオンがカッコイイ。
TobiasのヴァイオリンとStefanのアコーディオン見ると、
音楽大国ドイツだなーって感じしますね。
ええとものすごく遅れましたがSports Day at Killaloe、
2009年のドイツCeltic-rockにおけるAlbum des Jahres受賞おめでとう!
来年もYoutube期待してる!
それでいつか日本に来てね!(UNCLEOWENさんお願いします!)
個人的に、Seanのものの書き方がいちばん好きです。
BobとAlanの文筆力については
それぞれのファンの方がお褒めになるのを見かけるのですが、
Seanについては見たことがないので褒めておこうという次第。
たぶんSeanのスレッドに行けばちょくちょく書かれてるんだろうけど、
それを通しで読むほどSeanが好きなわけでもないので割愛。
実際わたしはSeanの書き方がいちばん読んでて楽しい。
Blogにしたって、自分の見た世界を犬を通して表現する。
視野に幅がある。自分を規定しない。自由。表現力。自然。描写力。
これは結構できない。普通はできない。物語作家という感じ。
Alanは表現力はあると思うけど少し饒舌すぎる。わたしには。(小説家)
それでBobは仕事柄ちょっと堅苦しい。スマートでいいけど。(記者)
2人と違ってSeanは、自分の身に起こったことを書かない。
Toshの視界から、世界から、現在を描く。
そういうところでうっかりSeanを愛しいと思う。
そんなわけでTwitterの発言が心配なわけです。
のど飴送り付けたい……金柑とか…………ううう……。
Nothing Out Of Nothingとか好きなんですよ……。
あの、少し擦れた感じの声でわめくのが。
(内容がまたいいですね、歌詞ちゃんと見てないけど。)
General Taylorなんか大好きで。あの声量が。とても好きで。
Scared. っていう単純な感情が、痛くて弱くて悲しい。
その単語の底が確かにうっすらと冷えるぐらい、その単語に重みがある。
お大事に。
お大事に。
BobとAlanの文筆力については
それぞれのファンの方がお褒めになるのを見かけるのですが、
Seanについては見たことがないので褒めておこうという次第。
たぶんSeanのスレッドに行けばちょくちょく書かれてるんだろうけど、
それを通しで読むほどSeanが好きなわけでもないので割愛。
実際わたしはSeanの書き方がいちばん読んでて楽しい。
Blogにしたって、自分の見た世界を犬を通して表現する。
視野に幅がある。自分を規定しない。自由。表現力。自然。描写力。
これは結構できない。普通はできない。物語作家という感じ。
Alanは表現力はあると思うけど少し饒舌すぎる。わたしには。(小説家)
それでBobは仕事柄ちょっと堅苦しい。スマートでいいけど。(記者)
2人と違ってSeanは、自分の身に起こったことを書かない。
Toshの視界から、世界から、現在を描く。
そういうところでうっかりSeanを愛しいと思う。
そんなわけでTwitterの発言が心配なわけです。
のど飴送り付けたい……金柑とか…………ううう……。
Nothing Out Of Nothingとか好きなんですよ……。
あの、少し擦れた感じの声でわめくのが。
(内容がまたいいですね、歌詞ちゃんと見てないけど。)
General Taylorなんか大好きで。あの声量が。とても好きで。
Scared. っていう単純な感情が、痛くて弱くて悲しい。
その単語の底が確かにうっすらと冷えるぐらい、その単語に重みがある。
お大事に。
お大事に。
学者と反逆者、19世紀アイルランド//Terry Eagleton/大橋洋一 梶原克教 訳/松柏社
アイルランド史に興味があると言ったら准教授が貸してくださった。
半分以上なに言ってるのか解らなかったので、
訳者解説2つと5章の「青年アイルランド派その他」だけまともに読んだ。
気になった言葉はメモするようにしているのだけど、
メモできる程度にまで頭がついていかなかったのでひとつだけThomas Davisの言葉を。
「英語はケルト人が話すには堕落した言語であるだけでなく『不自然』な言語であった」。
時代が時代ですからねぇ。
今はもう北米在住のアイルランド系がそういう音楽をいっぱい作ってますが
(Young Dubliners、Dropkick Murphysなど)、
Gaelic StormのPatはちょいちょいアイルランド語で書いたりしてますよね。
(不思議なのはFiddlers Greenも英語で歌っている事実。)
というか英語は母語話者でない人にとっては限りなく不自然な言語ですが。
関係あるところでは、5章でアイルランド音楽の採集についても触れています。
アイルランド文学及び音楽は一般的に口承でした(書いたら言葉が死ぬと思ってたのでは)。
そこで、19世紀に「書かれていない」民族音楽の採集を行ったGeorge Pitrie。
彼を評する言葉として
「洗練された知性および忠誠心とアイルランド人の希望および共感とを調和させるという、この時代の大きな難題を片付けるのに随分貢献した」。(p.288)
丸ごと引用で失礼します。
たった一曲歌うだけでそれを達成し得る、民族音楽という力。
国歌を歌うことすら躊躇う国には決して有り得ない統一感だろうと思います。
日本語は日本でしか使われないので、これが死ぬ、あるいは敷衍しない限りにおいて、
日本という民族について日本人全体が考える日は来ないんでしょうね。
アイルランド史に興味があると言ったら准教授が貸してくださった。
半分以上なに言ってるのか解らなかったので、
訳者解説2つと5章の「青年アイルランド派その他」だけまともに読んだ。
気になった言葉はメモするようにしているのだけど、
メモできる程度にまで頭がついていかなかったのでひとつだけThomas Davisの言葉を。
「英語はケルト人が話すには堕落した言語であるだけでなく『不自然』な言語であった」。
時代が時代ですからねぇ。
今はもう北米在住のアイルランド系がそういう音楽をいっぱい作ってますが
(Young Dubliners、Dropkick Murphysなど)、
Gaelic StormのPatはちょいちょいアイルランド語で書いたりしてますよね。
(不思議なのはFiddlers Greenも英語で歌っている事実。)
というか英語は母語話者でない人にとっては限りなく不自然な言語ですが。
関係あるところでは、5章でアイルランド音楽の採集についても触れています。
アイルランド文学及び音楽は一般的に口承でした(書いたら言葉が死ぬと思ってたのでは)。
そこで、19世紀に「書かれていない」民族音楽の採集を行ったGeorge Pitrie。
彼を評する言葉として
「洗練された知性および忠誠心とアイルランド人の希望および共感とを調和させるという、この時代の大きな難題を片付けるのに随分貢献した」。(p.288)
丸ごと引用で失礼します。
たった一曲歌うだけでそれを達成し得る、民族音楽という力。
国歌を歌うことすら躊躇う国には決して有り得ない統一感だろうと思います。
日本語は日本でしか使われないので、これが死ぬ、あるいは敷衍しない限りにおいて、
日本という民族について日本人全体が考える日は来ないんでしょうね。
Search
サイト内検索
Calender
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
Category
News
(10/29)
(12/09)
(10/22)
(10/14)
(10/06)
(09/22)
(09/05)
(07/29)
(07/21)
(05/28)
Archive
Link
profile
HN:あず/relieur
HP:SailingDay
性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
twitter
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
P R