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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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//荒俣宏//筑摩書房

図書館で生体学に分類されていた上、
タイトルが探し物どんぴしゃだったためにとくに中見ずに借りた。
(視覚と好奇心についての本を探していたので。)
博物学の本でした……。
副題にちゃんと「博物学者たちの時代」って書いてあるんですよね。わかりやすく。
でも結果オーライだったので逆に儲け物だったかなぁ、と。

19世紀中頃から顕微鏡などの発明品が登場を始めて、
見るということはそのまま征服に繋がるようになる。
世界の余白が狭まるたびに人類の掌握している世界が広がる。
見つけたものを記録に残し、それをまた見た人に知られ、存在が共有され、
ここで初めて一般的に存在していると認識されるようになる。
これは純粋に知的好奇心なのですが、歴史的にみれば大航海時代の原因と同じです。
見つけたい、知りたい、手に入れたいと思えば、それを征服するしかない。
結果は破壊を生みます。
侵略以前の世界の破壊、もしくは乱獲による生態系の破壊。
見ることは罪です。
それなのに人間はそれを信頼しすぎる。
見ることによって見たものに関する想像を作り上げ、それが正しいと信じてしまう。
Eric Franc RussellのSF短編、"Witness"に如実かと思います。
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好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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