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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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//池波正太郎//文春文庫

いま、メル友、というか、とても不思議な関係の方がいまして、
その方に紹介していただいたので父の所蔵から引っ張り出して読んでいます。
時代小説というと藤沢周平の『霜の朝』という短編集が大好きです。
彼のあの緻密な描写! ため息のこぼれるような風景美!
ひょこりと覗くユーモラスな部分がまたいいのですよ。
「おとくの神」が好きです。女の潔さ、男の甘え。
英訳されない作家、藤沢周平。そこがいい。

で、鬼平。
三人称全知の語り、でこんなにさくさく読めたのは初めてです。
交錯する視点といえば福井がそうなですが、彼は一人の視点におけるスパンが長い。
池波さんは違います。淡々とんとんと視点を入れ替える。
その平叙文と心象の並列がまたリズミカルでいい。
ただ登場人物が多い上に漢字ときている。再登場するし。
判別が難しい、って意味ね。この人誰だっけ、となる。
でもどのキャラクターも丁寧に描かれて好感が持てます。
個人的には粂八と佐馬が好きですねぇ。
ふたりともふたりとものやり方で平蔵を好きなところがいい。
この3人でお酒を飲んでいるのを遠くから眺めたい。

1巻と2巻を読みました。最後までなんとか読みたい所存です。
不思議な関係の方のおすすめは「密偵達の宴」だということなので、
それを楽しみに読み続けています。


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この本を読んだのは間接的にOKPのおかげです。
あの場所で、わたしは、話しかけるということを覚えた。
自分で言葉を発する、ということをね。
それでなければ話し相手を得られないという事実を認めた。
不思議ね。
思いもよらないところへ繋がる。
ERが池波正太郎に繋がるなんて誰も思うまい。
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HN:あず/relieur
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性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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