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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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久しぶりに別なバンドについて書こうと思った次第。
Carbon Leaf
合衆国はリッチモンドのバンド。
方向性としてはGBSと似た感じ。

S&D3の動画(GBSとCLでGeneral Taylor歌うやつ)で存在を知りました。
彼らのLive a Life Less Ordinary、War Was in Colorが好きだなぁ。
特に後者。この歌詞の訳にかなり苦戦した記憶がある。
青星章が金星章に代わった、という一節を最初、階級特進かと思ったのだけど、
調べるうちに合衆国の戦中における「文化のコード」で、
家を守る女の人が、窓側に掲げる旗印なんだそうですね。
戦場で仕事をしている、をあらわすのがBlue Star、
護国の鬼となった、をあらわすのがGold Star。
この曲は歌詞が実にいいのでお薦め。
平和への切なる祈りを織り込んでいると思います。
でもYoutubeにごろごろしてる動画は好きじゃない。
日本人が見ると、うわ、ってなる、かなぁー……。
二種類あるうちの片方は大丈夫だと思うけども。

彼らのCDは一枚も持っていませんが、服欲しいなぁ、と思う。
ものすごく、センスがいい。(そりゃGBSに比べればな!)
グレイのパーカー。大層かわいい。欲しい。あと黄色のTシャツ。
Tシャツは去年の8月ぐらいからそう思い続けて買ってないので
たぶん買わないのだけど、パーカーは欲しいなぁ。
明確なキャラクター(小鳥)があるから商品化しやすいのでしょうね。

そしてわたしはアカペラ大好きなのでこれをお薦めしたい。
Gloryland
TerryがYoutubeにアカウント持っているのでそこでもいろいろ見れますが。
公式のvideoから、ファンの撮ったステージの動画が見れます。
個人的に推奨なのがjingle bellsというやつ。
なんだろう、GBSやGSでは決して有り得ない演奏法だった。
やるとしたら、GBSもGSもハンドベルを用意したはずだから。
想像したらちょっと素敵だったので、今年やらないかしら。
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昨日のサーバメンテナンスではアクセスできずご迷惑おかけしました。
Sorry for having kept you from accessing this page cause of the maintenance yesterday.


iPodを替え時かも知らん、と思っています。
Lullabies for Bloodshot Eyes、の予約者特権mp3、ダウンロードできます。
できますが、わたしはできませんでした……。
TimeQuick7 Pro、とかいうのが要るんですね。
で、わたしのiPod、5年ぐらい前のやつなんですね…………。


曲の感想。
ギターの音が優しい。最初ピアノかと思った……。
中盤以降、そうっと入ってくるヴァイオリン(?)が愛しくて、
終盤に参加してくるフルート(?)がやわらかい。
(しかし女声要らんくないですかどうですか……。)

余談。
タイトル見て、「亡き女王のためのパヴァーヌ」を連想した。(Ravelなんですね)
あれも美しい曲で、Ravelのひょうきんなところが見えます。
パヴァーヌ(pavane)は16-17世紀に流行した宮廷舞踊。
優雅な(主に即席での)舞踊になるそうですが、葬送曲ではありえない。
(原題:Pavane pour une Infante Defunte )
Ravelは手のひらに乗せるのがもったいないような曲を書きますね。
「水の戯れ(原題:Jeux d'eau)」なんか好きです。
彼の晩年を描いた音楽的な「現在」を描く小説、
『ラヴェル』//Jean Echenoz、関口涼子訳/みすず書房
過去形で話されない小説のすごいところは、居合わせてる気がするところ。
それでときどき、ふと距離が置かれる。これがまたいい。
本国フランスでは結構有名な小説家らしい……へえ。


そしてこのブラウザがExplore6なのでYoutubeのサポートがじきに終わる。
一回アップデート失敗してネット閲覧できなくなったのでどうも気乗りしない。
忍者さんメンテ時間かかってんね……。7時間ぐらい閉め出されてるんだけど。

今年も思い立って海まで来てしまった。
去年も潮のにおいが薄いと思ってた気がする。
わたしの感覚が鈍くなっただけかしら。



相変わらずカテゴリに困る。

Seanのソロページ
ポッドキャスト公開してます。
やたらと長いので覚悟すべし。
GBS公式で公開してるポッドキャストより聞こえやすい。
ゆっくり話してくれてるのでそのせいかしら。
3人のときの会話スピードはひどいもんだよ……。
Would anyone transcribe their podcasts' dialogue for me?
言ってみただけ。

後半!
MurrayとKrisの関わった曲をひとつずつ紹介してくれてます。
Did I mention that Murray was a lesbian?
14分ぐらいかな……、こんなこと言ってる(ように聞こえる)。
それから、うふふと思ったのが18分ちょっと過ぎ。
Kris紹介時の、Our keeper of the beat.(と聞こえる1文。)
うふふどころか、聞く度にひえぇってなる。
これだからSeanの言葉遣いが好きだ。

長いと思ったら……30分もあるよ…………。
歴代開催地読み上げるときのスノーボードの演出。
あれが、あぁヨーロッパからの移民だ、と思った。
最初のシーン、どう見ても、「雲海の上の旅人」ですよね。
ロマン主義の欧州を抜けて、海を越えて来た、というように見えた。
それだからこそその後でfirst nationsのセレモニーを重要視してたんだなぁ、と。

あと小ネタ
・グルジア……。だから掲揚の国旗が半旗なのね。
・ハンガリーのチーム衣装がオーストリア国旗っぽかった。
・アイルランド! カナダとの関係に言及してもらえなかった……。西側だし無理か。
・Bryan Adams! 相変わらずいい声!
・ケルト……! フィドル! ダンス! エールとスコッツ!
・NHK、情報が足らんぞ(笑)
・Seanをシェーンと読むアナウンサーとかどうなの……。
・k.d.lang! 声伸びるなぁ。
・WotMのMVがようやくわかった。
・聖火、BCプレイスで燃え続けるのか……!


カナダの国旗の、両端の赤はそれぞれ太平洋と大西洋なんですって。
海を赤で表すなんて素敵。
ちゃんと情報を取得せずに注文したばかはわたしです。
Seanの公式はCD+DigitalDowmLoadって書いてあるんですね。
このDigitalDownloadの意味がよく分からなかった上、
彼のページからは注文できなかったのでGBS公式で注文したんですが。
その辺はどうなの? という書き込みを掲示板に発見した。
つまり、GBS公式から注文してもおまけはあるのか、という。
追って詳細を記述するらしい。
あぁ、これは、あれだ、たぶん、わたしはボーナストラックもらえないわ。
ボーナスがMy Left Handだったら落ち込む……。

そしてToshの日記。
あんなばかばかしいアドレスを、うっかりクリックしたばかもわたしです。
だって!(笑)

Sean's twitter
毎日毎日フォロアーが増えていく。
じきに3000人ですね……。
ツイッター所有者が増えているということ?
所有するだけで更新しないなら、持つことそれ自体は意味無いんじゃ。
持ってないのでどうなってるのかまるで分からないのだけど、
「フォローする」に入れた人のツイートに返信をすると
それが相手にも届くわけですよね。
このツイートだけが届くわけですか?
//Charles Dickens, adapted by Les Martin/Random House

例のシリーズその5。
ちょっと前に映画にもなりましたね。
『大いなる遺産』でも紹介したDickensですが、恵まれた環境への憧れというか。
彼自身が叩き上げだ(というか這い上がった)から、
できるだけ幸運によって運命を動かそうとしてる風に見える。
話としては『大いなる遺産』の方がわたしは好きですねぇ。
Kippsを読んだ関係かもしれません。
しかし階級間の軋轢をほんとに書かない……。
あるいは脚色の関係で削ってるのかしら。
「死ぬ前の一回くらい、お金に因らないことをさせて」
この言葉が痛い。愛しい。
こういうことがあって、でもOliverは幸せなんですかね。
自分の幸せは彼女の覚悟の上にできているもので、
なのにみんな幸せに生きていられるのかしらね。
Dickensはなんのためにこれを書いたの?
お金が世界に物をいうことを否定してるの? お金に困らされたから?
しかし、なんて幸運なOliver。いい人たちに保護されたことだ。
心が清ければいいだなんて、著者は絶対思ってないだろ。
Sean McCannのソロページ
GBS公式にて予約開始、です!
liner noteが楽しみなのでわたしはCDを購入しました。
9トラックアルバムで11.99カナダドル。
円高が続くので1000円強くらいですかねぇ。
日本のCD事情考えたら申し訳ないくらいの安さです。
送料7.60カナダドルだけどね。
時差もそうだけど、こういう、物理的遠さの壁にぶつかる。
映画情報といい!!

迷ったけどとりあえず、ソロアルバムはmusicでいこうと思う。
ソロ公式の、10日のブログタイトルに真っ青になったので。
視聴できるMy Left Hand、あれいいですね。CDに入って無いのね。
Seanの声はほんとに聞き取りやすい。
しかし彼に踊らされるのはまっぴらなのである。
なにしろ十分踊らされているので。
リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演。
ドイツなどで5月13日、本国14日公開ですが、
日本は12月10日に封切りです。(秋公開予定から大幅に遅れて。)
うん、待てる。大丈夫。
公式でみんなの反応とか見所とか調べて、観に行こう。
我らが吟遊詩人にわたしは果たして目を当てられるんだろうか。
妙な気恥ずかしさからそんな心配をする。
(カテゴリに困ったのでmovie、追加しました。)

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Russell Crowe氏とAlanについて少し。
仲良しなんだそうです。Russell氏が初めてNFLDに来て以来。
一緒に曲作ったりしてますし。
Fortune's Favourの'Company of Fools'は氏と共作なんだそうで。
Alanが手伝った、氏の最新アルバムMy Hand My HeartはiTuneで購入可。
氏が前作「消されたヘッドライン(原題State of Play)」冒頭で
'The Night Pat Murphy Died'を歌ってるらしいですが、それはこの友好関係から。
だけかと思ってたのだけど、どうやら別な因縁があるらしい。

Gaelic Storm(米国のIrishバンド)の2008年アルバム、
What's The Rumpus?、最終トラック。
'The Night I Punched Russell Crowe'
GSのリードボーカルが94年、バイト中にRussellと会ったときの話を書いてます。

(レゴ動画。わかりやすいので。)

(こちらは曲について。)

真偽のほどはさておき(笑)
なにしろ同アルバムにはこんな曲があります。
'Don't Let The Truth Get In The Way (Of a Good Story)'
意訳:(陽気な話を)真実なんかに邪魔させるな
まぁ真実だろうが虚実だろうが、2者間にはなんらかあったんでしょう。
GSのリードボーカルはPat Murphyという名前です。
だから氏はあの曲を歌って仕返しをしたと。いうことです。
(PatMurphyはアイルランドに良くある名前です。)
更に、GSはGBSと仲良しです。
だから、なんでしょう。Alanが氏と一緒に映画に出るのは、
これはまだ氏の仕返し継続中な気がしてならんのです。
Alanは氏に起用されて、映画は南イングランドで撮影されたので。


ついでに以下The Night Pat Murphy Diedの動画。
Sean McCann was feelin' gay.
(短め。さわりだけ。)
Fortune's Favour販促ライブ
(前振り+全体+余談。1:18のSeanのことば。
 I'll let me see you're Russell Crowe.と聞こえるのですが……?)
一緒に行った母は前衛的過ぎると嘆いていた。
現代芸術はほとんど壊すしかないんですね。
フーコーの言うように、人間なんて溶けて消えるしかないのかもしれません。
(枷をすべて取り外すという意味ですよね?)

2階から3階にかけて壁に哲学者・文筆家の名前があって、知ってる名前にうふふと思う。
併設のミュージアムショップ・図書館が面白いです(特に前者!)
サイトも凝ってていいですよ。
http://www.museum.toyota.aichi.jp


わたしはなぜ自分がこんなに出遅れているのかわからないのだけど、
4日にBobのブログ、Toshのブログがそれぞれ更新されてます。
Bob……あなた…………4ヶ月ぶりじゃありませんか…………。
今年の終わりに本が出るそうですが、今まで何冊か出してるようですね。
どうやって探せば手に入るんでしょう。Amazon?

せっかくなので少しBobについて。
3ヶ月前の記事には、彼の音楽についてのインタビューがありました。
自分としてはストーリー性のある曲が好きだと仰ってた。
French Pafumeなんかまさにそんな感じですよね。物語る。
Alanは内面に関する記述が多い。外側の事象が少ない。
Seanは2人の中間ですね。内側を物語る。Dream to Liveとか。
それから4年ほど前のインタビューにて、「自分を5単語以内で表すと?」
と聞かれたBobが「Voice of reason(理性の声)」と答えたそうです。
(記事のデータはもう消えていますが、この引用文だけin the Mediaに残っています。)
然り、と思いました。うははと笑いながら。
わたしは、彼は留まるための軸であると思います。
走り回るSeanとAlanが、外側へ拡散していくのを引き止める役。
SeanとAlanが2人でいることで病に陥る。(主にSeanのせいで。)
第三者としてのBobが必要なんですね、だから。
ラカン先生の話です。
//柳瀬尚紀/新潮文庫や41-2

The author translated James Joyce's Finnegans Wake into Japanese.
この一文はなにを表すか、というと、
・柳瀬氏は天才である
・日本語は天才である
です。
(一度挫折してるのですが、読み直したいと思います……。)

外国語をする人の方が日本語への思い入れが強いと思うのは偏見かしら。
比較の成り立つ見地からだと、ものごとはよく見えます。
多面的に見ることで発見があります。
最近報道がよくひらがな混じりの熟語を使いますね。
我慢ならないのではやく戻していただきたい。
漢字廃止を訴える人は日本語しかやったことないんだよきっと。
あるいは想像力と美的感覚が欠如しているに違いない。

翻訳の名手である柳瀬さんの訳の方法を見ると、どうも自分の訳出が耐えられなくなる。
彼ほど真剣でないことが恥ずかしくなる。
日本語を信用していないと突きつけられているみたいに。
(英語と日本語の互換性をそれでも未だに信用できない。)
egressとingressの訳(の方法)なんてとても真似できない。
もっと信用するために底から日本語勉強しなきゃなぁ。

さぁて。
こういうものを読むとき、自分は日本人たるためになにをしているかと時々思う。
生まれることは誰にでもできるのだから、菊の家紋を持って他国に入るとき、
それが積み上げてきた経歴に傷を付けないためになにができるだろうと思う。
胸を張って自分の国を語れるようでなきゃならない。
その点で日本の歴史教育は卑屈に過ぎる。
そして国語教育が脆弱に過ぎる。
日本語はもっと真剣に使っていい言葉です。
意味を乗せて慎重に話すだけの価値がある言葉です。
声にしたら途端に崩れて消えてしまうにしても、丁重に取り扱わねばなりません。
とするとわたしは話すべきじゃないのでは。
嘘なんてとてもつけなくなる。
春は名のみの 風の寒さよ

実に春とは名ばかりですね。雪舞ってます積もらないけど。
梅もじきに咲き頃でしょうか。
冷たい空気に凛と白い梅と、くっきりと紅い梅。
柔らかな色をした桃は2月には優しすぎる。
あ、菜の花は見頃です。
強い緑色から溢れる、鮮やかに黄色。
菜の花の黄色は「これぞ黄色」という色ですよね。
葉と茎はゆでて味噌和えで食べたい。ゴマ砂糖醤油も可。

バンクーバー雪少ないんですってね、大丈夫かなぁ。カルガリーから借りといでよ。
来週です。開会式はオンタイムで見たい。
//Jules Verne, adapted by Judith Conaway/Random House

例のシリーズその4。
言わずと知れた海底二万海里、です。
ミステリでありSF。海洋冒険ロマンであり社会風刺的。
プロフェッサー、というのは所謂「知識人」ではないのだそうです。
専門分野に特化している人は視野が逆に狭い。
だから同じように科学者でも、教授は「博士」で、ネモ船長は「知識人」でしょう。
そして物語は教授の目から話される。一面的に。
船長は確かに誘拐犯で監禁者で好戦的だけども、とても人間的に書かれる。
人間的に、非人間的に。もしかしたらオデュッセウスなのかと思わせるような勇気で。
タコと戦うとこなんかそんな感じしませんか。巨人の洞窟のシーンみたいな。
誰でもないと言うことで誰かである逆説。
もしかしたら真実「誰でもない」かもしれません。
同時に「誰にでもなりうる」という意味で。
船長である、というのは、一国の城主であるということですから。

物語は意外な方法で収斂します。個人的にはこういう終わり方好きだな。
彼が復讐に払った対価は見合ったものだったのかしら。
「もうたくさんだ!」って叫ぶのが痛々しかった。
南極点に打ち立てた旗が黒いのは喪章なんでしょうね。
どうでしょう。アメリカへの脅威を描いているのかなぁ。
彼らの言葉ってなんだろう。
//Jean Gattegno、 小林茂訳/文庫クセジュ502

本が古い……! 1970年代。指針的な意味で取り敢えず読んだ。
SFと言ってもあれです、Wells的なSFです。未来予測的な。
宇宙の意味の分からん用語の並ぶやつではありません。
だって後者は、説明に字を使いすぎだろ……。
とにかくハクスリーとオーウェルは読まねばならん。
ウェルズはかなり読んだのでまあいいでしょう。
『白鯨』も後半分読まねばならん。
ところでアンチ・ユートピアとディストピアはどう違うのかしら。
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自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
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好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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