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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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//Jules Verne, adapted by Judith Conaway/Random House

例のシリーズその4。
言わずと知れた海底二万海里、です。
ミステリでありSF。海洋冒険ロマンであり社会風刺的。
プロフェッサー、というのは所謂「知識人」ではないのだそうです。
専門分野に特化している人は視野が逆に狭い。
だから同じように科学者でも、教授は「博士」で、ネモ船長は「知識人」でしょう。
そして物語は教授の目から話される。一面的に。
船長は確かに誘拐犯で監禁者で好戦的だけども、とても人間的に書かれる。
人間的に、非人間的に。もしかしたらオデュッセウスなのかと思わせるような勇気で。
タコと戦うとこなんかそんな感じしませんか。巨人の洞窟のシーンみたいな。
誰でもないと言うことで誰かである逆説。
もしかしたら真実「誰でもない」かもしれません。
同時に「誰にでもなりうる」という意味で。
船長である、というのは、一国の城主であるということですから。

物語は意外な方法で収斂します。個人的にはこういう終わり方好きだな。
彼が復讐に払った対価は見合ったものだったのかしら。
「もうたくさんだ!」って叫ぶのが痛々しかった。
南極点に打ち立てた旗が黒いのは喪章なんでしょうね。
どうでしょう。アメリカへの脅威を描いているのかなぁ。
彼らの言葉ってなんだろう。
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