忍者ブログ
Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

[302]  [301]  [300]  [299]  [298]  [297]  [296]  [295]  [294]  [293]  [292
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スはスペースのス//Ray Bradbury、一ノ瀬直二 訳//創元SF文庫

かなり前に読み終わった本で、感想も書かず白鯨と格闘しておりました。
好きなのは「孤独な散歩者」「別れも愉し」「泣き叫ぶ女の人」「市街電車」
そしてなにより「遠くて長いピクニック」。タイトルの訳がまず素敵。
『火星年代記』の最終章だということにはしばらくしてから気づいたのでした。
Bradburyが描くよその星への旅はわりと大航海時代的だと思う。
例えばWellsの『宇宙戦争』が帝国主義的、侵略目的なのに対して
Bradburyは植民目的なのですね、相手から搾取しようとはまるで思っていない。
そこに住んで生きるということが第一義なので住んでいる人よりも土地が大事。
そしてそこにうまれる、現地人と到着者との抗争を巧みに描く。
今回で言えば「ゼロ・アワー」、「浅黒い顔、金色の目」はその次の段階。
それから想像力を絶対的支持し、過度な発明を忌避する。「飛行具」なんかまさに。
これはちょうどダイナマイトと原子爆弾に当てはまることですよね。
どちらも悪用のために作ったのではないということ。
ヒューマニストの、ヒューマニストたる短編集。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Search
サイト内検索
Calender
11 2017/12 01
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
profile
HN:あず/relieur
HP:SailingDay
性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
twitter
P R
忍者ブログ [PR]