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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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『言語の興亡』//R.M.W.Dixon 大角翠 訳//岩波新書赤737

体系に基づいて言語学を広い視野から論じた本です。
文献もついていて親切。とても新書とは思えない!

一文、いちばん心に残ったのを引用。
「他の人々が皆英語で話している間、自分たちはアイルランド語を使っていたために、
 一番不遇な集団になってしまった、なんでこんな状態を続けていかねばならないのか」p.152。

多言語主義の一番の敵は、この情報格差。
情報網が発達するほど入手のスピードが求められ、一番速いのは当然翻訳を介さないこと。
誤訳もないですからね、原文から読めるのなら。
そして、多くの人に読まれたいと発信者が願うなら、有益な言語を選びとるのが定石。
そのために、情報が集中してしまうのです。
そして情報は昨今人間性を無視する。
特にビジネスに関する情報は無視する。
事実は豊かにしない。痩せさせることはする。
発見は体を動かして集めた情報から導き出される答えの先にある。
アナログでいるのは、けれど、きっと難しい。



ふと思ったけど。
ロボットが話す言葉が日本語であろうと、プログラミングが英語でされている以上
あいつらの母語は英語ということで、つまり
英語話者はロボットと同じ言語で思考をするということかしら。
ロボットでもできる言語で、というか。
そういうことをさ、英語話者は考えたりするのかな。
単語連想ゲームをやっている限り、単語は経験に基づくとわかる。
jamの次にtrafficが出てくるのを見たりすると、ちょっと唸る。
butterにhoneyとかね。詩的じゃありませんか。
そういうことができる言語で単一の作業をさせるのは、なんだか言語に対して失礼だと思う。
わたしはなんのためにロボットを作っているのか本当にわからない。
特に日本のロボットね。人に似せる意味はなんぞ。喋らす理由は。
技術をどこまで磨いてもそれが技術である以上、使用されることが目的のはずなのに。
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好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
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