忍者ブログ
Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

[348]  [347]  [346]  [345]  [343]  [342]  [341]  [340]  [339]  [338]  [337
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『永遠の夢』//Ray Bradbury、北山克彦 訳/晶文社

訳云々が言いたくなかったら原書で読めばという話。
この訳変じゃない? というのは特別感じませんが(なにしろ原書未読なので)、
この日本語変じゃない? というのは思った。
日本語の似合わない作家ですねぇ心底。

Bradburyなりに、永遠に生きることを考えてみた結果のひとつと思われる。
「どこかで楽隊が奏でている」「2099年の巨鯨」、どちらも時間に対決する。
前者はわたしの中で未消化で煮え切らないのですが、後者。
Bradburyにしては珍しくコンピュータを駆使している、と思いました。電機多め。
内容は『白鯨』に『海底20万海里』をブレンドしてBradburyで仕上げた、という感じ。
大筋で『白鯨』を追っているので、未読でしたら先にこちらを読まれるといいかも。
所々に『海底』の影響を見るので、探すと面白い。
船長の名前がないことがまずその影響ですよねどう見ても。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Search
サイト内検索
Calender
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
profile
HN:あず/relieur
HP:SailingDay
性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
twitter
P R
忍者ブログ [PR]