忍者ブログ
Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

[142]  [140]  [139]  [138]  [137]  [136]  [135]  [134]  [133]  [132]  [131
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

//Dostoevsky/小沼文彦 訳/角川文庫1705

大文豪の遺した、たいそう短い恋愛小説。
ある男が少女と会い、将来を約束するけれど別れる、そういう話。
少女は、結婚しようと言ってくれた人を約束の一年間待っているのです。
それでその一年の終わりの4日間、主人公と話をする。そういう物語。
「あの人」とは一年間の約束ができたけれど、主人公とは明日の約束しかできなかった。
これが決定的だなぁと思う。
個人的には第三夜が一番好きです。
待つことはつらい。痛いほどつらい。なんの縛りもないときは特に。
それを分け合うときの、堪らなく切実な悲しみが美しく表現されてるなぁと思います。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Search
サイト内検索
Calender
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
profile
HN:あず/relieur
HP:SailingDay
性別:女性
自己紹介:
歴史(独愛蘇)と旅行が好き。
好きな作家
:いしいしんじ、江國香織、梨木香歩、藤沢周平、福井晴敏、
Christian Gailly、Ray Bradbury、Edgar Allan Poe、Oscar Wilde
好きな画家
:William Turner、Jacob van Ruisdeal、いせひでこ、いわさきちひろ
全力でGBSを応援中
twitter
P R
忍者ブログ [PR]