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Great Big Seaに関する雑談、その他音楽、あるいはただの読書日記

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//加藤周一/講談社学術文庫51

50年代に書かれた日本人論8編。
これが50年も前に書かれたとは思えない、驚くほど現在に近い、分け入った論文です。
まさか日本は当時から現在まで進歩してないかと心配になるほどの現実が書かれている。
この鮮烈さは前半、特に「日本人とは何か」の章に顕著。
外側・内側の両面から日本という形に触れて眺めて確かめる、その不確かさを。
呆れるほどの形のなさを。

タイトルで大々的に問題提起しておきながら、その解答を提示しない。日本人とは何か。
そうやって形がないのになにかに当てはめようと必死に自分探しするのが日本なんでしょうか。
そもそもどうして自分たちが何者なのか考えてるのかしら。
合衆国人て合衆国人とは何か、って考えたりするの?
そもそも自分たちが日本人たるために、日本人はなにか努力をしているの?
(例えばフランス人はフランスの美術について説明できるそうですよ。)
その努力なしに結果だけ欲しがるだなんてお手軽ですね。

読み終わるまでに長いこと掛かりました。
わたしの怠惰のせいだけでは、決してありません。
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